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本記事では、具体的な実践の様子を紹介します。
理論編をまだ読んでいない方は、先にこちらから読んで下さい。
【理論と手順】ノーマスク学校生活宣言!勝利の方程式 ~その1~
私は子供はいないのですが、廿日市市在住なので同席させてもらい、ノーマスクの為の教育委員会とのやり取りを見させてもらいました。
行政交渉の勉強です。
見ていて思ったのが、上手くいくかどうかは、順番が重要で、何故そうなのかを理解する事が大切です。知らずにやると効率が悪いので...。
廿日市市教育委員会には当日に行く事が決まり、それで連絡が入って飛び込みで参加したので、その時は流れが全くつかめませんでした。
ワクチンの件では役所に行きましたが、マスクでは初めてだったので...。
それに、公務員の立場をよく知っている谷本議員の考えの元に話が進められたので、そのへんの知識がない私には分からない事も多かったです。
終わった後で、仲間(広島市の母親)から、
たらい回しになるのを防ぐ為に、先に教育委員会に行って根回しをして、後日校長に会うんだと聞きました。
それで、「そういう事だったんか~」と納得したわけです。
で、細かい説明は、谷本議員のfacebookで知りました。
それがコレです。
谷本誠一議員 facebook 6月11日
「ノーマスク学校生活宣言」の方程式実践、各市で勝利!
去る6月7日は、290回目の街頭演説。7時半からの予定が、立憲民主党の方が一足先に始められたため、25分遅れてのスタートとなりました。テーマは「ノーマスク学校生活宣言」の実践編です。
前回の演説では「ノーマスク学校宣言!勝利の方程式」をテーマ選択し、翌日6月1日にアップしたところ、大反響。シェアだけでもゆうに200件を越えています。
この方程式を使って、去る5月27日(木)に2名の保護者を伴い、広島市教育委員会を訪れました。勿論アポイントを取っています。
そこで学校安全対策課長と健康教育課長補佐に会い、話をしました。
実はこの時は教育委員会宛の「ノーマスク宣言書」はできていなかったのです。
ここで天が味方しました。以前からくすぶっていた高槻市立小学校の5年生男子生徒が体育での持久走で倒れ、病院搬送後に死亡したとの速報がインターネットに飛び込んで来たのです。去る2月18日の出来事が、ようやくメディアで報じられたのです。
このことが教育委員会への説得に大いに役立つ結果となりました。
その足で、今度は廿日市市に飛びます。
広島市の母親2名も同伴し、地元の母親と合流し、私を含め総勢6名で、同市教育委員会の学事・生徒指導担当課長と学校教育課指導主事とお会いし、広島市と同様の説得に当たりました。
これらのポイントは下記の如くとなります。
①マスク着用の予防効果を示すエビデンスを文科省は持ち合わせていない。
②マスクによる弊害は多々学説があるし、厚労省もホームページで公開している。
③マスク着用を義務付ける法的根拠はなく、教育委員会や校長にその権限はない。
④マスク着用の可否は、我が子の健康や安全を守る保護者に決定権がある。
⑤学校や教育委員会がマスク着用を迫れば、刑法223条の強要罪に該当する。
その上で、学校は文科省の学校運営ガイドラインにより「差別や偏見を許してはならない」ことから、他の児童生徒の同調圧力からノーマスク児童生徒を守り、他の保護者からの外圧にも屈してはならないことを説明し、協力を求めるのです。
その上で教育委員会から、宣言をする保護者の学校長に対し、この旨を伝達してもらい、それを受けて保護者が校長にアポの上会い説明した上で、「ノーマスク学校生活宣言書」を手渡すのです。
これで即日、若しくは翌日から当該児童生徒は、ノーマスクが実現することになります。
呉市では翌5月28日(金)に、保護者2名と学校安全課長と課長補佐にお会いしました。
これらが教育委員会での説明で、方程式の第1弾となります。
ここからは、根回しを済ませた後、学校訪問のお話です。
第2弾は保護者が直接、校長と面談して、校長宛の「ノーマスク学校生活宣言」を提出することになります。
広島市は6月1日(火)に2名の母親が、各々の校長にアポを取って会い、ノーマスクを勝ち取りました。教育委員会から予め根回しがあったため、スムーズに受け入れられました。
この事例が、ノーマスク学校生活宣言、記念すべき勝利の第1及び2号となりました。
第1号の母親によると、校長との話とは違って、担任教諭がノーマスクの我が子のことをホームルームで何の言及もしなかったそうです。
このため我が子に対して、マスク警察児童がちらほらいたというのです。
校長から担任に対し、母親の思いが十分伝わっていなかったことになります。
ただ、日を重ねて行く内に、だんだん周囲の児童からマスク着用を言及されなくなったということです。
ノーマスク姿が、他の児童にも慣れて来たのかも知れません。ということで、順調な滑り出しだそうです。
第3号の廿日市では、教育委員会に同席した女性が保護者について教頭に面会し、マスクの弊害について、徹底的に説明し論破した格好になりました。
勿論ノーマスクを実現しました。
第4・5号は、翌6月2日(水)における呉市立小学校となりました。
こちらは手ごわく、アポイントの日前日になって校長から母親に対し、「これまでの学校側の対応に変わりはない」旨の電話が入ったのです。
この報告を聞いた私は、これは母親2名たりと言えども校長主導で押し潰されると直感。急遽学校に乗り込むことに致しました。
勿論直前に教育委員会に電話し、「今から30分後に保護者を同伴して校長に会う」と告げました。
教育委員会は予め校長に伝えていたにも関わらずこのような雰囲気下で学校に乗り込んだ訳です。
すると予想通り、教育委員会学校安全課長と課長補佐が、すっ飛んで来られました。
教育委員会の課長と課長補佐、校長・教頭、保護者2名、更に市議会議員と4者が一堂に会するのは、今後全国的にないでしょう。
校長は妥協策として、音楽の授業ではマスク着用を依頼して来ました。保護者がそれを一時は受け入れかけたため、私が即座に拒否。
「これではノーマスクにならない。校長は保護者提出のマスクの弊害資料を読んだと言われるが、解っていない。宣言を発するということは、給食当番と、児童本人が風邪気味の時以外は完全ノーマスク。従ってマスクを持参することもない」ときっぱり主張。
教育委員会はおろおろするばかり・・・。これには全く反論できず、ここもノーマスクが即日実現しました。
同じ学校で同時に複数が宣言した第1号となりました。
この2名の母親は、子供に「私はマスクをしません」と記載されたカードを胸にぶら下げ登校させています。
また第5号の児童は、学校終了後そのまま校内にある放課後児童会(学童保育)に通います。
ここは整合性と継続性を図るため、去る5月28日(金)に教育委員会に保護者を紹介し話を終えた後、議会事務局の控え室に、所管の子育て支援課課補佐を呼び、実情を説明した上で、同課から予め放課後児童会の主任指導員に話をしてもらっていたことで、スムーズにノーマスクが実現しました。
この方法の重要なポイントの説明です。
さて、私の方程式を6月1日付けfacebookタイムラインで読まれた保護者からメッセージやコメントが沢山届きました。
その多くは、宣言書を送って欲しいということでした。勿論これは自由に拡散して構いません。
但し、それを提出するに当たっては、方程式の中身をよくよく理解してからにして頂きたい訳です。
それでも第6・7号が、早くも6月3日(水)に誕生したのです。それは岡山市と沖縄県宜野湾市在住の保護者でした。
これらは私が同伴することなく宣言を発した初めての例となりました。
これで私が直接介入しなくても、方程式通りにことを運べば勝利できる初の事例となったのです。
第8号は、東京都江東区です。母親が方程式通りに、教育委員会の課長とアポを取ろうと試みましたが、部下職員のガードが堅く、「絶対課長には会わせない、一主婦なら自分で処理する」との姿勢が読み取れたそうです。
それで再度私にメッセンジャーで相談があったため、私が学務課長に直接電話しました。ところが、私が地元の議員ではないため、「あなたからの陳情は受けない。あくまで区民からの陳情を校長にしてもらえば、校長が対処する」と、これもガードが堅いものでした。
私が趣旨概要を江東(こうとう)区なので口頭(こうとう)説明し、教育長宛の宣言書データをメール送信するというのを、アドレスさえ教えてくれませんでした。
そこで、同区の情報システム課に電話して、学務課のアドレスを教えて頂き、ようやく保護者名で課長宛に教育長宛宣言書を送ることができました。
その後、学校長から担任を通じて保護者に電話があり、アポが取れました。
母親としては、校長とは初めての面談となりました。これが6月9日(水)のことでした。
結果は、校長宛「ノーマスク学校宣言書」を提出し、ノーマスクが実現したのです。
これは相当な難産ではありました。実際校長に対して、学務課長からはまだ話が行ってなく、最初に電話した指導課職員が、自分で処理しようとし、校長に連絡したことが判明。
それで校長から連絡が来たと言う訳です。
いずれ時を前後して、学務課長から話が行くと思われます。
但し、音楽の授業は一番前の端に席設定されたそうです。校長との話では、「想い出の残る学校生活を送って欲しい」と言われたのですが、現場では差別的待遇を受けたことで、理想論と実際の乖離をもろに感じたそうです。
尤も、マスクをすることこそ感染拡大防止だと信じ込んで、何の疑問を持たないエリートコースを走って来た教員には限界があるのは仕方ないと踏んでおり、そこは親の寛大な立場で乗り切って欲しいとアドバイスしました。
さて同じ日の6月9日、私は福山市教育委員会を訪れました。
学校保健課長とアポを取ったのですが、その上司の学校教育部長までお出ましになりました。
と申しますのは、facebook不肖タイムラインの「ノーマスク宣言」を読まれた母親が、自分では不安なので、「教育委員会には私に同席して欲しい」との依頼があったためです。
福山市なら広島県内なのでお受け致しました。
その際、福山市で何度も教育委員会に足を運んで、マスクの選択自由化等を要望して来られた団体にも声をかけました。
すると、その現場を目撃したい、参考にしたいとの理由から、6名の関係者も同席されました。
ここで、最大のポイントを説明します。これはこれまでの学校体制改善に係る要望書ではではなく、あくまでも一方的に保護者が決意表明する「宣言書」なのです。
いくら要望しても、教育委員会は文科省の通知である衛生管理マニュアルを楯に取り、絶対に要望を受け入れる訳はないのです。
同マニュアルには体育や部活を除き、原則マスク着用と記述されており、これに反することは公務員たる彼らには怖くてできないのです。
自身の保身が真っ先に頭をよぎる訳です。
せいぜい運動会や大休憩の時、マスクを外させるとかの改善が限度なのです。
マニュアルに「体育の時間はマスクは不要」と書かれてある意味は、運動時にはマスクは不要と解釈でき、いちいち運動会や大休憩のことは直接書かれていないため、マスク着用原則を拡大解釈したり、その延長線上にこれらを見立てることで事実上マスクを強要している場面が多いのです。
それを指摘すれば、「苦しければマスクを外してもよいとマニュアルに沿って指導している」との責任逃れの回答がまかり通っています。
これは詭弁であって、いくらマニュアルにそのような趣旨が書かれてあると言っても、子供達にそのようは判断ができるはずがないのです。
そこで、決意と覚悟を持って、一方的にノーマスク宣言をするのです。
これに対して、校長たりと言えども阻止することはできませんので、ノーマスク学校生活が実現するという訳です。
つまり、教育委員会から校長に根回しさえされておれば、この宣言成功率は100%となります。
実際、その宣言保護者は、本日11日(金)に小学校長、来週15日(火)には中学校長に面会予定となり、第9号は目前に迫っています。
ただこのケースは、放課後児童デイサービスを利用していたことが判明。折角福山市を訪れたことで、一気にその問題を解決するため、福山市障害福祉課長に電話で事情を話し、その足で、デイサービス事業所に保護者と共に立ち寄り、施設長にお会いしました。
ところが、課からまだ話が行ってなかったので、多少ぎくしゃくはしましたが、施設には身体の諸事情でノーマスクの子もいるとの理由から、ノーマスクを受け入れてもらうことができました。
障害福祉課長との電話では、障害福祉施設には厚労省から、感染拡大防止策としてノーマスクが原則になっているとの話がありました。
しかし、これは通用しません。
児童福祉法では「サービス事業者は正当な事由がない限り、受け入れを拒むことはできない」と書かれています。
そしてノーマスクを貫くことで拒否することは、正当な事由に当たらないと解釈されているからです。
保護者としては初めて校長に説明し宣言しなけれならないとのプレッシャーで、私にアドバイスを求めて来ました。
そこで第1号の広島市の母親を紹介し、facebookで友達になってもらい、宣言した先輩から直接電話でアドバイスをもらうことで、心の重荷が取れたようです。
その結果丁度先程、福山市立小学校においては第9号の宣言者となりました。
子供がいる人・いない人関係なく、仲間同士で助け合うのは楽しいです。
6月1日はそうでした。
私は同じ廿日市市に住む仲間のお子さんが通う某小学校について行き、
広島市の母親には、別の仲間がつきそってくれました。
結果、ノーマスクOKになりました。
後で経験を振り返って、相談や情報交換もできるので、複数で行くのはおススメです。
ここで、私の反省を書いておきます。
この時は、この『勝利の方程式』の理論を正しく理解していなかったので、
理屈で説得して分からせる...という、いつもやっているような話し方をしたわけです。
でも後で冷静に考えたら、このケースでは、それはそんなに重要じゃなかったかな...と思いました。
何故なら、これは「説得」ではなく、宣言だからです。
『勝利の方程式』の大事なポイントです。
「何故マスクが危険なのか」を、相手に理解させる事は大切なのですが、
仮に理解されようが・されまいが、マスクを外す・外さないは、本人の自由で権利であるということを忘れてはいけません。
「違法な事をしていないのだから、マスクを外すかどうかは自分で決める」という強い意志が必要です。
一方、保護者が宣言をする意欲があっても、子供が逡巡する場合があります。
これは周囲の同調圧力に屈した我が子がノーマスクだと友達をなくしたり、嫌がらせを受けるので、抵抗を示すケースです。
また親が、我が子にノーマスクにさせると周囲から虐めを受けるのではないかと危惧し、ノーマスクを決意できないケースも見受けられます。
更には、夫がノーマスクに意欲を示しても、妻に「そんなことをしたら、PTAでいろいろ言われたりするので、止めて欲しい」と理解を得られない場合もよく聞きます。
これらは家庭内不一致として、ノーマスク宣言をする条件を満たしていないことを知るべきです。
このような場合、先ずは6月1日付けタイムラインで紹介した、10歳少年と5歳少女によるノーマスク訴え動画を家族や親子で視聴し、感想を述べあり、話し合い、共通認識を持つことです。
それで子供も親もノーマスクに徹すると決意できた時初めて、「ノーマスク学校生活宣言書」を堂々と発出できるという訳なのです。
今後は、同一クラス、同一学校、他校へのノーマスク宣言者が増えることで、ノーマスク派をマイナーからメジャーに変えることです。
それには大人自身ががマスク生活から解放されなければなりません。
親の行動を子供は見て育ちます。親が周囲の同調圧力をいつも気にしていたら、我が子もそのようになります。
従いまして、このノーマスク宣言運動が全国で展開されることを期待しております。
またこれらの実体験を踏まえ、来る7月10日(土)には、広島市内で「報道されないコロナの真実」講演会があり、私はすスタッフと共に、3人講師の内の一人として、「学校児童ノーマスク!勝利の方程式」と題して講演することとなりました。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。
https://yogananda.cc/inoue/?fbclid=IwAR2BMqJ0wOziGRnUvT8F28Wwj5SjanI5l1wVAzCP-9AIfYHyI_VOT5kkHec
ここまでが基本的な流れになります、次は補足編です。
【実践補足版】ノーマスク学校生活宣言!勝利の方程式 ~その3~