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2020年、コロナ禍で始まった感染症対策は、ばい菌の温床であるマスクを四六時中つけさせたり、死者が多発してもゴリ押しでワクチンを推奨したり...と、非科学的かつ非人道的なものでした。
その政策のおかしさに気が付いた黙っていられない人達は、反マスク、反ワクチンを訴える活動を始めました。
時間の経過と共に、最初から動いていた人達は、少しずつ活動を辞めていったのですが、2023年末から、新しい大きな団体がいくつかできました。
23年に『WCHJ(ワールドカウンシルフォーヘルス ジャパン)』ができて、
24年の春ごろ『mRNAワクチン中止を求める国民連合』と『WHOから命を守る国民運動』ができました。
これらが、それまでの団体と明らかに違うのは、界隈のインフルエンサーを団体の顔としていたり、沢山の寄付や賛同者を集めることに力を注いでいることです。
講演会やデモを開催するのはもちろんですが、ボランティア登録制にして、より多くの人達を活動に参加させるシステムなど、組織的な動きが目立ちました。
責任者や立ち上げた動機は違っても、傍からみていると、団体の顔となるインフルエンサーが複数の団体を掛け持ちしていたり、ボランティアをする人も複数の団体に登録したりするので、看板が違うだけでいつも同じメンツの印象を受けます。
活動のテーマや名前(国民運動と国民連合)も似ています。違いが分かりにくいので、反ワク活動をしていても、ごっちゃになっている人はいます。
私も現在は大きな団体と関わっていないので、知らない事の方が多くなってきました...。
少し目を離している間にガラッと変わっているので、今これらの団体がどうなっているかを簡単に紹介しておきます。
活動内容に目を向けるのも大事ですが、最近の団体は署名を集めたりするので、関わる人は、組織の情報は確認しておきましょう。
『mRNAワクチン中止を求める国民連合』の状況
他の団体に比べて、ボランティアの力を生かすような動きが印象的です。大きなイベントは少ないです。
昨年はレプリコンワクチン反対に力を注いでいました。
大きく変わったのは、今年2月、井上正康氏、林千勝氏が退任したことです。
井上先生は、団体発行のチラシの監修を行うなどしていたので、今後の印刷物の制作も影響がでるかもしれません。
HPの印象も少し変わりました。
組織名称:mRNAワクチン中止を求める国民連合
住所:宮城県仙台市青葉区本町2-4-8
代表者名:後藤均(東北有志医師の会代表)
『WHOから命を守る国民運動』の状況
この団体は大きなデモの主催をメインでやっています。池袋、日比谷、有明...と、反ワクのデモで一番の人数を集めました。
しかし、右翼色が強かったり、1万円サクラ騒動が起きてニュースになったりもしました。
現在、ドキュメンタリー映画の製作もしています。
組織の代表はそのままです。大きく変わったのは、昨年河添恵子氏が辞めたくらいです。
運営団体:WHOから命を守る国民運動
責任者:井上正康、林千勝
住所:東京都台東区浅草橋5丁目2-3 鈴和ビル2F
分裂した『WCHJ』の状況
講演会や、デモの後援をよく行っています。
この団体が3つの中で一番大きく変わりました。昨年揉めて大分裂を起こし、2つの別の団体になったのです。
元は海外の団体「WCH」です。その日本支部として「WCHJ」が誕生しました。
海外のWCHがこれで
日本に出来たのがこれ
しかし、1年も経たないうちに揉めごとに...
そのぐらいの時期に、以下のような記事を書いています。
簡単に言うと、元々仲間だった上條氏と、柳澤派が決裂し、今は次のような団体になりました。
変化したロゴを見てもらったら分かると思いますが、海外のWCHと繋がっているのは上條氏です。ここに本部のテス・ローリー氏がつきました。その為、名前は「日本WCH」に。
上條氏の方が人数が少ないので、立ち消えになったと思っていましたが、また力をつけていくような気がします。
最近、反ジャーナリストの高橋清隆氏が設立イベントの取材記事を書いてくれてました。
日本WCHが創立記念イベント開く 「医療は統合的であること、自分とその国の文化に合った選択ができることが重要」と上條代表
柳澤派は全く新しい組織「GHF」として変化しました。こちらはテス・ローリー氏と切れたものの、日本の医療従事者が多いですし、これまでのボランティア達も多数ついているので、今まで通り大きな動きが可能だと思います。
ややこしいので整理します。
●上條グループ・・・日本WCH
活動名:日本WCH
運営組織:一般社団法人Japan WCH Coalition
所在地:東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル2階
代表:上條泉(Izumi Kamijyo)
理事:テス・ローリー
●柳澤グループ・・・Guardians for Health and Freedom(ガーディアンズフォーヘルスアンドフリーダム:自由と健康を護る会)
活動組織名:Guardians for Health and Freedom (自由と健康を護る会)
法人名:一般社団法人ガーディアンズフォーヘルスアンドフリーダム
所在地:東京都港区高輪一丁目4−33
設立:2023年7月14日
代表者および理事:
代 表 柳澤厚生(医師)
副代表 佐々木みのり(医師)
理 事 藤沢明徳(医師)
理 事 黒木良和(医師)
分裂した経緯ですが、私は争いの現場にいなかったので分かりません。
以下は上條派の言い分です。
WCHジャパンの契約解除と新たに日本WCHを設立することに至った経緯について
柳澤派の説明は見当たりませんでした。
私が知りたいのは、「何が起きたのか」という事実だけです。誰がどう言った・どう思った...というのは正直どうでもいいです。
「WCH」からできた2つの団体は、私から見るとよく似ています。
「日本WCH」「GHF」の良いところは、他の団体に比べて、海外の医療情報が手に入るところです。なので、どれだけ内輪揉めしようが、時々チェックしています。
新しい団体になった事で、どちらもHPが垢抜けました。
その他の団体
以前から活動してきた団体の大きな変化を簡単に説明します。
●日本と子どもの未来を考える会(ニコミ会)
設立当初から見てきたニコミ会が終了し、今後はノーシープのみになりました。
今でこそ世間の風当たりは優しくなり、デモ参加へのハードルは下がりましたが、世間の目が厳しかった一番大変な時期に、活動を引っ張って来た団体の1つがニコミ会です。
代表のきいさんは、緊急事態宣言中のデモの時は逮捕される事を覚悟してやっていたと言われていました。
少人数体制でしたが、世界同日デモやコロナワクチン慰霊行進等、色んな企画を率先して形にしてきました。
怒りをぶつけるのではなく、伝え方を考えた演出には好感をもてました。地元の活動に取り入れたり、デモに2回参加させてもらったのはいい思い出です。
ニコミ会には思い入れがあるので、ウェブサイトの挨拶を残しておきます。
コロナ騒動初期の2020年から長い間活動をしてきましたが、今年2月に活動を終了しました。
日本と子どもの未来を考える会(通称ニコミ会)は、2020年夏に結成され、新生活様式反対、時短自粛反対、マスク反対、PCR反対、ワクチン反対などを旗印に、数々のデモ・街宣活動を行ってきました。
しかし、コロナ騒ぎも収束し、より大きな目標「全人類奴隷化から逃れる」をテーマに、ニコミメンバーは一般社団法人ノーシープを2023年2月に立ち上げました。当法人設立2周年を機に、すべての活動をノーシープに統合することになりました。
日本と子どもの未来を考える会(ニコミ会)の名前はこれにて終了し、今後はノーシープとして活動していくことになります。
長らくのご協力をありがとうございました。本ウェブサイトも一定期間経過後に消去の予定です。
2025年2月4日
ノーシープへのリンクはこちらです。
●全国有志僧侶の会
この団体、名前くらいしか知らなかったのですが、詳しく知ったのが昨年の揉め事です。
別の団体も出来たみたいなので、一応紹介しておきます。
全国有志僧侶の会 理事長退会処分の決定はいまだ撤回されていない!! 撤回を求めよう!
全国有志超宗派の会というのが立ち上がったそうです。