戦前回帰を良い事のように語っている人が増えたので、それがいかに国民にとってマイナスであるかを、数回に分けてお話しています。

 

 

日本国憲法と戦後の日本の良さについて考える

 

 

過去記事を読んでいただければ、一部の人達が、「国民にとって毒性の強いもの」を、「良い事」であるかのように見せかけていた事が分かります。

 

 

参政党もそうです。

 

 

彼らは「日本人ファースト」をキャッチコピーにしています。この言葉をそのまま受け取れば、国民の事を大切にしているように見えます。

 

 

しかし、実際の行動を見ていると、「治安維持法」を彷彿とさせる「スパイ防止法」を作りたいと言ってみたり、「国民総動員法」と似ている「授権法」をHPの政策例に載せたこともありました(後に削除)。

 

 

どちらも国民にとっては有害なのですが、「良い事」のように感じる人もいると思います。

 

 

しかし、「スパイ防止法」や「授権法」の中身を知ったら、「何故参政党は、こんな国民にとってマイナスな事」を考えているのだろう...と疑問が湧くはずです。

 

 

今後も似たような事は続くでしょう。

 

 

本記事では、参政党が「日本人ファースト」と言いながら、国民の立場を危うくするような政策を考えるのは何故なのか、考えてみたいと思います。

 

 

天皇を中心に社会を動かす戦前・戦中の社会システム

 

参政党が「国民にとって不利益な政策」を掲げるのは、不思議でもなんでもありません。むしろ、当然の事です。

 

 

それは「参政党の軸になっている考え方」を見れば、最初から分かります。

 

 

よく、参政党は考えをコロコロ変える。その時々でウケそうなネタを語り、票を集めるので、信念なんてないんだ...と言う人がいます。

 

 

しかし、そんな参政党が、唯一変えない事があるのです。

 

 

それが天皇を中心とした国家にする...という考えです。綱領の一番最初に書いてあります。

 

 

参政党公式HP 参政党について

 

 

 

綱領とは、政治団体、政党の対策・方針・主義主張を(箇条書で)示したものです。

 

 

「天皇」について冷静に考えようとすると、戦前は「不敬だ」と言って、それ以上考えを続ける事を許さない雰囲気がありました。現代でもその影響は残っており、思考停止になる人は多いです。

 

 

従って、ここでは「天皇」に注目せず、シンプルに「誰か一人を中心にして社会を動かすシステム」について考えてみましょう。

 

 

一つにまとまる...とは、「みんなが同じ考え、同じ行動を強制される」という事を意味します。「一つに」とあるので、「それ以外の考えや行動」は否定されます。

 

 

違いが認められず、「パワーバランスが強い方」に従わざるを得ないので、偏っており、異なる要素が統一感を持って、バランス良く組み合わさっている状態を指す「調和」とは真逆の状態です。

 

 

乱暴な発想なので、後ろに「平和な国を」と書いて、マイルドに見せかけようとしてますが、誤魔化せません。

 

 

「自由な考えを奪われた状態」や「誰かに、考えや行動を強引に決められる状態」は、奴隷みたいなものです。その状態を「平和」と名付けるのは適切ではありません。

 

 

「天皇を中心にしてみんなが一つにまとまる」事を良しとする人は、強力な縦社会を好む傾向があり、「上下関係」が考えの基礎になっています。

 

 

トップを絶対的な存在とする考えだけで終わりません。上を立てる為には、下の存在が必要です。その為、下の存在を求めるようになります。

 

 

そして、日本式縦社会には「下の者に対しては、横暴にふるまっても構わない」...という暗黙の了解があります。天皇中心の国だった戦前、戦中があからさまでした。

 

 

このような社会を理想としている以上、「下っ端の意見は無視していい」...という発想になっても不思議ではないのです。

 

 

底辺だと位置づけた人に対して、舐めた態度をとったり、イジメることもあります。

 

 

その歪んだ考えは、その人が他の事を考える時にも滲み出てきます。

 

 

その一つが、「考えの異なる仲間」に対する横柄な態度です。

 

 

縦社会至上主義と服従精神

 

一つの答えだけが正解で、それ以外はダメだ...とする考えを強く持っている人は、普通の人以上に上下関係を重視して生きています。

 

 

観察していると、「上の立場の人間」に必要以上に媚びたり、「下の立場の人間」を粗末に扱う傾向があります。

 

 

人間の尊さに、上も下もない...と思っているタイプの人は、人を崇拝する事に否定的ですが、

 

 

縦社会を基準に生きている人は、「力のある誰か」に服従する習慣が身についているで、「人を崇拝する事」にも抵抗がありません。

 

 

特別扱いするようになると、「この人の悪い部分は絶対見ない」...とか、「この人の批判をするのは許さない」...みたいな考えになります。それを人に押し付ける場合もあります。

 

 

私は権力、支配、コントロールが嫌いなので、表面上はどんなに良い人でも、その人からこういった「権力への執着や憧れ」が滲み出ていれば、感じ取ってしまいます。

 

 

「他の面」が良くて、話が合っても、この性質はやっぱり引っかかります。その人の事が嫌いになるわけではないですが、どこか壁を感じます。

 

同時に相手も、権力・権威の良さに共感しない私に対して、壁を感じているでしょう。

 

ヤメ参

 

 

参政党が一番最初に掲げている綱領である「先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる。」...は、「究極の縦社会」です。

 

 

言葉ではそこまでハッキリ書いてはいません。しかし、「天皇中心=縦社会」なので、「お上には逆らってはダメ」...という「隠れた本音」がセットで潜んでいます。

 

 

だから参政党という組織の中が、そういった世界観になるのは当たり前です。ここまでご理解いただけましたか?

 

 

さて、「ヤメ参(参政党を辞めた人の事)」の人達が語る参政党に裏切られたエピソードには様々なものがあります。

 

 

例えば、「言っている事」と「やっている事」が違うとか、カネを取り過ぎだとか、縛りが多くて独自に動けないとか...。

 

 

投票したい政党がないから自分達で作ってみた。DIYだ...とうたっているから入ったのに、実際は全然DIYできない。

 

 

説明から逃げる、謝罪しない、反省がない...など、「政策」よりも、「党の独裁的な性質」に嫌気がさしている人が多いみたいです。

 

 

 

 

 

参政党が絶賛している戦前・戦中の日本社会では、ヤメ参のエピソードがかわいいと思えるくらい酷い話が満載です。

 

 

④証言を元に、大日本帝国の軍隊のイジメがいかに酷かったか考える。

 

 

⑪外国人問題を煽る投稿に要注意。100年前の日本で起きた虐殺事件と向き合う。

 

 

上の記事のような世界観を理想としていれば、党内で理不尽な事が起きるのは当たり前です。

 

 

矛先

 

参政党の人達は、戦前・戦中に日本がやってきた非人道的な事を、「悪くなかった」「そんなことはしていない」「日本を悪く言う人は愛国心がない。反日だ」と言い張る傾向があります。

 

 

ヤメ参の人は、参政党を辞めた後、「騙された」とか、「独裁的だ」とか、「謝罪も反省もない」等と言っています。

 

 

そのヤメ参に対して、参政党は、「自分達は悪くない」「辞めた本人に問題がある」「批判してくる人は工作員だ」等と言っています。

 

 

...これ全部、被害者が違うだけで、同じ構図です。

 

 

参政党で理不尽な目に合ったなら可哀想です。

 

 

しかし、他国を侵略し、虐殺をしても「悪くない」と言い張る神経の党に入ったということなのです。

 

 

被害に合う前は、組織と一緒になって、「叩く側」にいたかもしれません。ですが、何かトラブルがあって、党から「見下す対象」だと認識されたら、「叩かれる側」になるわけです。

 

 

自分にはその矛先は向かないだろう。誰かを叩ける...と思っている人は、その矛先はいずれ仲間にも向くと構えておいた方がいいでしょう。

 

 

単純な理屈で、日本人が過去外国人に対して悪い事をした証拠があるにもかかわらず、「悪くない」「謝らなくていい」と、無かった事にするのが許されている組織だからこそ、仲間に酷い事をしても「謝らなくていい」となるのです。

 

 

誰かに対して非人道的な事をしている組織に入ると言う事は、そういう事です。

 

 

結局、権力者の為に動く

 

 

「縦社会」や「独裁社会」を理想とする人は、権力が大好きです。

 

 

力がないうちは、下手に出て、仲間を集めますが、力を手に入れると態度が一変します。

 

 

3年前の参議院選挙の時の事。参政党は当選前はワクチンの問題はハッキリ主張していませんでした。一部の人を除き...。

 

 

選挙対策の為、「バッシングの対象だったワクチン」を封印するのは、戦略として理解できます。

 

応援している人達は、今は仕方ないと思っていたので、そこは突っ込まないようにしていました。当選したら、ワクチンの問題を訴えてくれると思っていたからです。

 

 

しかし、神谷氏が当選して国政政党になっても、大きな変化はありませんでした。

 

 

この2022年の時点で、既に多くの人が亡くなっていたのに、神谷氏はそれを知りながら、高齢者が自分の判断で必要なら打ったらいいと言ったのです。これはショックでした。

 

 

 

 

 

選挙の時にワクチンの事を言わなかったのは、戦略ではなく、

 

神谷氏は、元々本気でワクチンに反対していなかった事が分かりました。

 

他の場面でも言っています。

 

 

 

 

危険性を訴えながら賛成もする...みたいな、紛らわしい事をする人は、神谷氏だけではありません。

 

 

参政党には、ワクチン薬害は分かっているはずなのに、推進している人達も混ざっているようです。

 

 

 

 

 

ワクチンが危険だという情報を知らなくて打ちました...の場合は、医師の「能力」に問題がありますが、

 

 

危険性を分かっていて打つ...のは「倫理観」に問題があると言えます。

 

 

 

 

 

他にも、後でコロっと言う事が変わった話はあります。

 

 

 

 

元参政党に関わっていた武田邦彦先生の証言です。

 

 

 

 

「どっちとも取れるような行動」をとる動機ですが、実は「権力者の利益」の為に動いていると考えれば納得です。

 

 

そのことがよく表れている話をします。

 

国民にとって不利益な政策だらけ

 

権力を崇拝していると、権力を守ろうとする思いが、言葉や行動から滲み出てきます。

 

 

ここでいう「権力」とは、「自分達の組織の権力」だけでなく、「国の権力」も該当します。

 

 

参政党の松田学氏はマイナンバー推しです。マイナンバーは、中央集権型の国家にする為の重要な政策です。

 

 

 

 

憲法に対する考え方も、「国民寄り」ではなく、「権力者寄り」になります。

 

 

以前は、それを全面に押し出しませんでしたが、勢力が大きくなるにつれ、少しずつ本音を出すようになりました。

 

 

参政党は改憲派ですが、緊急事態条項には反対しています。

 

以下は2022年に広島で行われたタウンミーティングの様子。

 

 

 

緊急事態条項とは、次のようなものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参政党は表向きには、緊急事態条項反対と言っていますが、安心はできません。支持する人や親しい人を見ると、そうでもないようです。

 

 

高市氏は緊急事態条項賛成です。

 

 

 

 

こんな感じで、嘘も多く、言うことがコロコロ変わるので、初期から反ワクチンの活動をしている人はガッカリすることも多いです。

 

 

最近出た参政党の改憲案もかなり問題視されています。

 

 

参政党は「改憲」の事を、「創憲」と言ってイメージを良くしようとしていますが、本質は同じです。「アルバイト」の事を「クルー」と呼ぶようなものです。

 

バイトをクルーと呼ぶ「まやかし」今野晴貴さんが見抜く悪い言葉遊び

 

 

 

 

極端な批判もありますが、みんなそれだけ、国民の人権が脅かされると、ザワついているのです。

 

 

独裁を受け入れる人の心理

 

戦前回帰を望むのは、天皇を中心にした大日本帝国型の社会を望んでいると言う事です。帝国時代の日本では、国民は「臣民(=家来)」と呼ばれていました。

 

 

天皇中心の国にしたい人は、基本的に「独裁システム」を愛しています。

 

 

「自身が推す人」以外の独裁は嫌がるのですが、「推し」による独裁には喜びます。支配して下さいと言わんばかりです(WHOの独裁には反対し、天皇中心は賛成という人は多い)。

 

 

このような世界観では、トップが一番偉くて、その取り巻きも「偉い人の一部」として、崇拝の対象になります。

 

 

天皇がトップになれば、天皇の周囲の人達の立場もセットで高くなります。

 

 

「上の者には従え。下の者は蔑ろにしていい」...といった究極の縦社会では、階級が上になればなるほど良い思いをします。その代わり、下になればなるほど地獄です。

 

 

この世界観が根底にあれば、神谷氏や参政党に限らず、誰でも、どのグループでも、似たような動きになります。

 

 

そして、このような考えを元に動く社会は、平和にはなりません。「戦争」にはならなかったとしても、「支配と搾取の社会」になるからです。

 

 

我々国民は、「戦争」だけでなく、「支配と搾取の社会」も警戒する必要があります。

 

 

参政党ばかりを例に出して申し訳ないのですが、国政政党になる直前から観察していて、矛盾が露骨なので、取り上げさせていただきました。

 

 

でも、参政党だけではありません。

 

隠しきれない本音

 

参政党を辞めた人でも、「参政党の理念や政策」に共感していた人は、心の中に支配、コントロール、権力欲が潜んでいます。

 

 

そうではない人もいますが、割合は少ないです。

 

 

時々、「自分より下だと認識した相手」を見下したような態度をとったりしています。

 

 

元参政党だった吉野敏明氏もこの傾向があります。現在は誠真会のトップです。

 

 

参政党時代は、神谷氏と共に、我々は違う意見を排除するつもりはないから、言いたい事があれば話し合いたい...みたいなことを言っていました。

 

 

 

 

その際に「絶対論破できない、勝てるわけない、勉強量が絶対違う」等といって、小馬鹿にして2人で笑っていました。

 

 

こんな事を言えば、実際に行く人がでてきます。

 

 

 

 

今では考えられない2ショットですが、「どーぞ、どーぞ、かかって来なさい!」のポーズが決まってます。

 

 

 

 

 

実際に議論しに行った、つばさの党の黒川敦彦氏は、応じてもらえなかったみたいです。

 

 

威勢のいい事を言って逃げるなよ...と思いますが、

 

 

それよりも、「違う意見を持っている人」に対して、まだ議論もしていない段階から、「見下した態度」が平気で取れることの方が問題なのです。

 

 

 

 

動画で証拠が残っているのに、平気で約束を破る神経も凄いです。

 

 

...もっとも、下品で強引な行動をする黒川氏にも問題があるので、どっちもどっちな感じもしますが、「見下されたら、こういう扱いを受ける」...という例を残してくれたので、その点は評価できます。

 

 

もし黒川氏が真面目に抗議に行っていたら、参政党が逃げた事が際立ったはずです。

 

 

いくら「正しい主張」をしていても、態度が悪かったら、「こんな人なら、粗末に扱うのは仕方ないよね」と、「逃げた相手」の方に世間の同情が行くので、やはり、私が常日ごろから言っているように、言い方、態度は大事なのです。

 

 

逃げるとは、議論に参加しない事だけではありません。論点をズラすのも「逃げ」の一種です。

 

以下は2025年6月の街宣で、質問者に対して吉野氏が答えている場面なのですが、ズレています。

 

 

 

 

 

若者相手にオコのよしりん「か、か、官報」と広まる不安感

 

 

吉野氏は改憲派なのですが、その中身を見て見ると、戦前回帰を望んでいる事が分かります。

 

日本誠真会の主張する憲法論(真正護憲論)について

 

 

参政党から離れても、根本的な部分や、性質は似ています。

 

 

吉野敏明 既読スルーに説明拒否 未確認で公表して牽制

 

 

吉野敏明 警察署に電話の呼びかけ・アンチコメント誘導

 

 

ワクチン関係では、吉野氏は良い情報を発信されていたのですが、戦前回帰を望むとなると警戒しますね。

 

 

「小さな支配欲」は、立場とともに雪だるま式に大きくなるので、その性質がある人は、いつ態度が変わっても不思議ではないのです。

 

 

最近は堂々と態度を変えている参政党

 

 

こちらは、つい最近の鵜川氏の投稿です。

 

 

 

 

神谷氏は散々講演会などで勉強しているので、ワクチンの危険性は分かっているはずです。

 

それなのに、国民を守る行動に出ない理由はなんでしょうか?愛国者なのにです。

 

 

神谷氏が本気で国民を守ろうとしない理由は、彼の過去にヒントがあるかもしれません。

 

 

神谷氏が参政党を立ち上げる前のお話です。

 

 

 

 

籠池氏の証言です。菅野氏と電話で会話しています。

 

 

 

 

以下が最近の動画。

 

 

 

 

動画のネタになった神谷氏のxです。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は切り抜きでない元なので、長いです。

 

 

 

 

 

 

言っている事と、やっている事

 

二枚舌も騙される原因です。

 

 

ワクチンパスポートを反対しながら、免疫パスポートを普及させるという政策を見た時は、私の周囲の人は引いてました。

 

 

 

国民の味方のようなアピールをしていますが、免疫パスポートは支配・コントロールしたい側が喜ぶ政策です。

 

 

一見、国民の事を心配している態度をとりながら、行動は権力側と同じ流れを行く。

 

 

彼らの語る愛国心が薄っぺらく感じるのは、そういった矛盾があるからです。

 

 

日本人ファースト、愛国心...こういった言葉を使ってますが、彼らが本当に大切にしている対象は何なのか、よく考えた方がいいです。

 

 

 

 

 

日本国憲法と戦後の日本の良さについて考えるに続く