投稿者:aki

 

外国人への敵対感情を煽る情報が増えています。

 

 

選民思想、排外主義がエスカレートすれば、意味もなく外国人を憎むようになり、攻撃しても構わない...といった空気が出来上がります。

 

 

関東大震災の後に、朝鮮人、中国人、マイノリティの日本人を虐殺したのも、戦場でアジアの人達を虐殺したのも、そのような差別的な心が根底にあった事と、無関係ではありません。

 

過去と同じ過ちを繰り返さない事と同時に、今日本が直面している外国人とのトラブルを解決する必要があります。このバランスが大事です。

 

 

本記事では、今多くの人が関心を持っている、外国人に関係する以下の問題について考えてみたいと思います。

 

 

●スパイ防止法

 

●外国人の土地購入規制

 

 

2つの問題

 

コロナ騒動が始められた2020年、自粛のせいで店が潰れていきました。当時、活動していた人達は、PCR詐欺を元に続けられた自粛を止めないと、空いた店舗を外国人が買う...と訴えてきました。

 

 

 

 

そして、ワクチン接種が始まった時は、人が死んだり働けなくなれば、穴埋めに外国人を入れる動きが出る...とも訴えてきました。

 

 

だいたい当たってます。

 

 

去年あたりから、やっと世間が外国の問題に注目しだしたのですが、周回遅れなので、ポイントがズレています。日本を守りたいあまり、「崩壊への道」を選択してはマズいので、注意をしておきます。

 

 

外国人の問題をなんとかしたいと思っても、以下の2つはセットにしてはいけません。

 

●スパイ防止法

 

●外国人の土地購入規制

 

 

前者は、絶対に作ってはならない法律だからです。理由は2つあって、1つは「副作用の方が大きい」、2つ目の理由は「作っても目的を達成できない」です。

 

 

また、「スパイ」という概念が曖昧なので、解釈を変えたり、判断する人によって、いくらでも、誰でも対象にする事ができます。

 

 

「外国に情報を流している人が対象だから、そうではない人は大丈夫」...と考えている人は多いのですが、拡大解釈によって、そんな人でも対象になる危険性があります。

 

 

戦前・戦中には、元祖「スパイ防止法」とも言える「治安維持法」という法律がありました。

 

 

反対する人も大勢いたのですが、最初は、共産主義など限定的な範囲だからと、安全性をアピールして運用が開始されました。

 

 

 

 

しかし、でした。約束は守られるどころか、酷くなり、法改正をして、該当範囲を広げ、善良な一般市民が対象となりました。

 

 

拷問の実態を議会で暴露し、治安維持法の廃止を訴えた労農党の山本宣治議員は、その後右翼に殺されました。

 

 

反対者を暴力で押さえつけてでも維持する法律など、存在が間違っています。信じられない事に、日本人は敗戦しても、国民への思想弾圧や暴力に対する反省はなく、治安維持法を続けるつもりだったのです。

 

 

ですが、人権を重視するGHQが廃止させました。外圧がないと変わらないんですね、この国は。

 

 

ちなみに、日本政府は反省していないので、今も、治安維持法による弾圧の被害者に謝罪も賠償も行っていません。

 

 

政府が謝罪も反省もない...と言う事は、国民も反省はなく、あった事を忘れるので、もし令和版の治安維持法「スパイ防止法」を作れば、必ず同じ道を辿り、被害を受けた人はやられ損になります。

 

2つ目の理由は、後で説明します。

 

 

土地の購入に関しては、急ぎで対処する必要があります。国防上よろしくないので、土地の取得には規制を設けないといけません。

 

 

「スパイ防止法」のような思想の問題と違って、土地の問題は、物理的で分かりやすい問題なので、対象を限定すれば、日本人の被害は起きないと考えられます。

 

 

ただし、ただしです。

 

 

「土地の規制」が必要だからといって、それとセットで「スパイ防止法」を受け入れてはいけません。

 

 

例えば、「土地の規制」に動いてくれた政治家やインフルエンサーが、「スパイ防止法が必要です!」と言ったとしても、恩があっても、それとこれとは別。害がある事は拒否するべきです。

 

 

ついでに言っておくと、「土地の購入規制」と同じくらい、「永住目的の外国人(事実上の移民)を増やさない事」も重要です。事実上の移民を規制する事は、思想の問題ではないですし、日本人が該当して問題が起きることはないと考えられます。

 

 

ただしこの問題は、既に日本での生活が長く、日本社会に貢献してくれている外国人もいるので、その方達に配慮することも大切です。

 

 

「永住目的の外国人(事実上の移民)の規制」を訴える場合も、やはり、セットで「スパイ防止法」を受け入れてはいけません。

 

問題と解決

 

「外国人をなんとかしろ」と言っている人達が「スパイ防止法が必要だ」と叫んでおり、おまけに「改憲も必要だ」と言っています。

 

 

どちらも日本人の人権を失わせ、戦前に逆戻りさせる法です。

 

 

これを見て、あれ「外国人問題」ってすごい役に立ってるよね、仕掛ける側にとっては...と思います。

 

 

「国民が嫌がる法律」を作る場合、強制的に押し付けるよりも、相手の側から「この法律作って下さい」と言わせる環境にする事が鉄則です。反発が起きませんから。

 

 

移民政策は既に外国で失敗しています。それを知りながら、日本も同じ失敗をしようとするのはおかしいです。

 

 

「スパイ防止法」、「改憲」を望んでもらう為に、外国人問題を作り上げた...とも考えられます。

 

 

2つの問題を混ぜてはいけない理由

 

●スパイ防止法

 

●外国人の土地購入規制

 

この2つは、「外国人」という共通点を持っていますが、「問題→解決」における性質、目的、作用が全く別物です。似ているからといって混ぜてはいけません。

 

 

昔、ファミコンの「人気ソフト」と「クソゲー」を、抱き合わせで売っていたお店がありましたが、「人気ソフト」欲しさのあまり、仕方なくセットで買った人も多かったです。私は買いませんでしたが...。

 

 

クソゲーは、お金と時間をちょっと損する程度ですみますが、クソ法律は、生活と人生が崩壊します。

 

 

しかも、ゲームと違って簡単に破棄できないので、元に戻すのは至難の業です。この国は、一度決めたらどんなに泥沼になろうが、続けるという性質がありますから...。

 

従って、どんな「良い条件」を付けられても一時の気の迷いで絶対に掴んではいけません。

 

お目当てのものは、バラでゲットが基本です。

 

 

外国人問題を扱う事で、人気(票)を集めようとする人達もいるので、注意が必要です。

 

外国人を敵とみなし、規制をかけることは、諸刃の剣です。外国人にとっても脅威だけど、日本国民にとっても脅威ということになりかねません。

 

 

「防衛の為」とみせかけて、「国民を縛る事」が目的だったりするので要注意です。

 

 

敵が恐ろしいから、外敵から身を守るために、副作用が強い対策をする...こういう失敗は過去にしていますね。

 

 

ワクチンがそうです。酷い副作用は教えずに、サインをさせられ、大勢の人が打ちました。

 

 

...このように、国民の不利益が大きい事を隠して、良い事のように勧めるケースがある事を忘れないで下さい。よく使われる手口です。

 

 

次は、「スパイ防止法」を作ってはいけない2つ目の理由、「作っても目的を達成できない」についてお話します。

 

 

スパイ防止法とは

 

まずはスパイ防止法について。7分程度の簡単な解説です。

 

 

 

 

日本には既に、以下の法律があるにも関わらず、新しく「スパイ防止法」を作る理由は何故なのかを考えないといけません。

 

 

●産業スパイを摘発 → 不正競争防止法

 

●データ流出を規制 → 個人情報保護法

 

●技術やインフラ保護 → 経済安保推進法

 

●国家機密を守る → 特定秘密保護法

 

●窃盗・不正アクセス → 刑法

 

 

「海外にはスパイ防止法があるのに、日本にないのは何故だ」...は、推進派が必ず使う決まり文句ですが、単に知らないだけなのです。

 

 

今挙げた中には、作る時に大反対が起きた法律もあるので、覚えている人もいるでしょう。

 

 

 

「国家機密を守る」と言えば聞こえはいいですが、「国民に知られたら都合が悪い情報」を隠蔽する事もできるのです。

 

開示請求をしても不開示や、黒塗り文書が横行するのは、これがあるからでしょうね。

 

 

 

 

国民の命に関わる情報なのに秘密です。

 

 

ファイザー社と国の契約書は「不開示」、同社の不当な免責裏付ける

 

 

被害にあった人達からすると、加害者側の情報を知りたい、何とかしたい...と思うのは当然ですが、法律が、「国民」ではなく「ワクチンを推進した側」を守るために機能しています。

 

 

推進した側は、製薬会社、医師会、政治家、メディア、行政(金を出したのは国、事業主体は市町村)等です。被害者がかわいそうだと思います。

 

 

問題を起こしても特別扱いされる人がいるのはおかしいです。他にも、こんな不公平な事がたくさんあります。

 

 

「スパイ防止法」について、れいわ新選組の山本太郎氏が次のように語っています。達観した考えを持っている人は、みな思っていることです。

 

 

 

 

重要な部分がこちら。

 

「スパイ防止法」って、本当にスパイを防止できるんですか?だってもう既にスパイだらけですよ。そうでしょう?

 

 

ある意味で大資本側のスパイ大勢じゃないですか、国会の中に。1%の者たちが、99%を食い物にする、その1%側の代理人が大勢入ってるじゃないですか、スパイ。竹中平蔵さんみたいな人とか。

 

 

例えばですけれども、日本はアメリカの植民地ですよ。もう、言う事にノーって言えないっていう状態。事実上国が乗っ取られているっていう状態。占領されたまま、それが拡充されてる状態なんですけれど、そこに対して、犬みたいに従っている者達は、スパイではないんですか?ってことです。

 

 

そういう者達が、取り締まることができるんですか?ってことなんです。できないでしょう。そんなつもりないでしょう。

 

 

どうしてかと言ったら、「スパイ防止法」を望んでいる人達、どういう背景があるかっていうこと、見ていけば分かるんですよ。

 

 

「スパイ防止法を作れ」と言っている人達、国会議員以外でどんな人達いますか?といったら統一教会ですよ。統一教会ってどんな存在ですか?って言ったら、日本を滅ぼそうとしてましたよ。「日本は韓国よりも下で三等国だ」...みたいな。そういう考え方を持った人達が、「スパイ防止法を制定しろ」って言い続けてるってヤバイじゃないですか。どうしてそんなものを作ろうとしているの?って、狂ってますよ。

 

 

既にスパイを防止する意図があるようなそれに関する、関連するようなものっていうのは、いろんな法律で存在しているわけですね。「特定秘密保護法」だったりとか、他にも「テロ等準備罪」とかいろんなもので、いろんな部分が分散されてる状態だけれども、それでどうしてまかなえないんですか?ってことなんです。

 

 

これっていうのは、やっぱり気をつけなきゃいけないのが、国家権力が暴走した時に、こういった様々な法律だったりとか、「スパイ防止法」みたいなものが、国民に対して刃が向く可能性があるとされるものは、やっぱり慎重にならなきゃダメなんです。

 

 

先程言いました「スパイ防止法が必要と思いますか?」という問いに対しては、竹中平蔵さん的な方がスパイとして捕らえられるんであるならば、私は賛成する可能性あると思います。

 

 

そのほかに対米従属、アメリカの植民地で良しとしているような者達が捕らえられるんだったら、私はスパイ防止法ってものはあってもいいのかなと思うんだけど、そんなもの入るわけないんですよ。

 

 

逆に言ったら、国家に対して不都合なことを言ったりとかっていう者を何かしたの容疑で幅広く網をかけて、逆にいったら「全員容疑者」というような状況で様々な展開が進んでいく、国民への言論統制であったりとか、様々なことが行われる可能性が非常に高いってことです。

 

 

要するに、法律違反をして捕まるのは、下っ端ばかりで、権力者は怪しくても無かった事にされるだろう...ということです。

 

彼がこのように分析する理由は、根拠があります。

 

一番ヤバイ人は対象外。重要経済安保情報保護法(産業スパイ防止法)がまさに穴だらけ

 

 

防止しているようで、防止できない法律には、前例があります。その事を指摘している山本太郎氏の動画を紹介します。

 

 

内容は、高市早苗氏が経済安全保障担当大臣だった、2024年5月10日に制定された、「重要経済安保情報保護法(産業スパイ防止法)」についてです。

 

 

「地位が高い人」、「スパイ行為をすると、国家に致命的なダメージを与える事が出来るポジションの人」は、あらかじめ対象外にしておきましょう...というものです。

 

 

 

 

 

フルバージョンはこちら。

 

 

 

 

山本太郎

 

(中略)大臣、重要な秘密を扱える人物か否か、これを判断するためにも適性評価が必要である。これ、イエスかノーでお答えできますかね。

 

 

高市 経済安全保障担当大臣

 

重要な情報を漏らす恐れがあるか、ないか...ということでございます。その調査の目的ですね。

 

 

山本太郎

 

すなわち重要な秘密を扱える人物か否か、漏らす人ではないことを確認していくためにも、この適性評価は非常に重要である、ということだと思います。

内閣府。大臣、副大臣、政務官、いわゆる政務三役は適性評価を受けなくて良い、除外の対象である。イエスかノーかで教えて下さい。

 

 

彦谷 内閣官房経済安全保障法制準備室次長

 

国務大臣、副大臣、政務官などについては、本法案11条1項において、適性評価を受けることを要しないものとして規定されています。

 

 

山本太郎

 

もう一つ。重要経済安保情報をとり扱うことがない...と確定している省庁はありますか?

 

 

 

彦谷次長

 

「とり扱うことがない」と確定している行政機関はございません。

 

 

山本太郎

 

すべての省庁が秘密を扱う恐れがあり、それに関係するものには民間も含め身体検査(スクリーニング)、いわゆる適性検査が必要になるが、ただし政治家は除外。これ大丈夫なのか?って話です。

 

漏らす、おしゃべり、その頂(いただき)に君臨するのは、役人や民間人ではなく、政治家なんじゃないですか?ここ数年間を遡って見ても、政務三役で問題があったケースを探すと、あまりにもありすぎて、調べているこちらが音(ね)を上げました。やべぇ奴らが粒ぞろいです。

 

たとえば経産省。小渕優子大臣。関連政治団体の不明朗な収支で辞任。ドリル、ハンマーで証拠を破壊、隠滅を図ろうとした本格的ハードコアな反社ですね、これ。適性検査ではなく逮捕が必要な案件です。

 

他にも、東京電力株を600株保有した利益相反と批判された宮澤洋一大臣。SMバーの料金を政治活動費で支出。人の趣味にとやかくいうつもりは全くございませんけれど、これはまずいんじゃないかなと思うんです。内閣府、このようなケースで女王様相手に秘密保持を貫き通せると考えますか?

 

 

飯田 内閣府政策統括官

 

どういう形で定義されているかわからないので、お答えしかねます。

 

 

山本太郎

 

どういう定義もこういう定義もないんですよ。政治家、政務三役は適性評価なしなんでしょう。過去の政務三役を見たら、とてつもない粒ぞろいの方々が大勢いらっしゃる。

 

 

その中には、政治活動費でSMバーに遊びに行っていた人もいる。SMバーと考えた場合には、女王様がいらっしゃって、女王様の言うことは絶対。女王様に馬乗りになられて「秘密を漏らせ」と言われたら、秘密漏らしてしまうでしょ?ということです。こういうケースでは秘密を貫き通せると考えるか?とお伺いしたんですけれども、おそらくなかなか答えづらいということだと思います。女王様から厳しく要求されれば、情報を大量にお漏らし。その可能性は十分にあります。だって女王様には逆らえませんから。

 

他にも、宮澤大臣が代表を務めていた政党支部が寄付を受けていた企業。その株式の過半数を所有するのが外国人であった問題も浮上。全額返金。女王様への忠誠は絶対、でも支払いは政治活動としてちゃっかり支出。それ以外も含めてカネに対する執着は最高レベルですよね。これは適性検査必要なんじゃないですか?

 

他にも、中川俊直政務官。女性問題で辞任。基本的に不倫とか恋愛関係というのは直接国民には被害はないんですよ。究極的には個人的な問題であって、お互いの家庭を巻き込んでおおいに揉めていただければ結構なんですけれども、一つ問題があって、これはピロートークで情報漏洩というリスクがあるんですよね。

 

他にも、初入閣から40日で菅原一秀大臣が辞任。カニやメロンなどを有権者に配ったお中元・お歳暮おじさんです。普通に有権者買収ですよね。

 

山際大志郎大臣は、統一教会トップの韓鶴子さんと接触したことを「記憶がおぼつかない」と逃げまくったけれども、事実上の更迭。

 

裏金問題では、西村康稔大臣、そして副大臣が辞任。

 

経産省のほんの一角をご紹介しただけなんですけれども、これほどの豪華ラインナップなんですよ。経産省の政務三役は本法案の適性評価の除外対象である。はい、いいえでお答え下さい。

 

 

 

彦谷次長

 

お答えします。対象外でございます。

 

 

山本太郎

 

もちろん対象外。

日本国を弱体化する目的で家族を破壊、カネと人生を奪い、自民党議員を中心に教団の駒にして永田町に入り込んだカルト統一教会。関連があった政務三役は、少なくとも第2次岸田改造内閣以降、1府13省庁に79人。

 

還付金といい換えても無理ですよ。ただのネコババ、普通に泥棒ですから。裏金に絡む政務三役は1府9省庁で12人。全省庁の政務三役が本法案の適性評価の除外対象であるってことでいいですよね?はい、いいえでお答え下さい。

 

 

 

彦谷次長

 

政務三役につきましては、本法案の適正評価の対象外でございます。

 

 

山本太郎

 

一番やべえ政治家という生き物を野放しにして、スクリーニングなしですか?

一体どんなレベルの秘密法を作ろうとしているんですか?穴だらけではなく、穴そのもの。それが本法案だと、この一点だけでも分かる。そういう話だと思います。

 

 

これだからダメなんです。

 

同じ事をしても、普通の人であるAさんは批判するけど、地位が高いBさんは許す...という、人によって態度を変える精神を治さない限り、どんな良い法律を作っても、何をやっても、世の中は改善しません。

 

 

動画で語っている問題の部分が以下になります。

 

法令検索 重要経済安保情報の保護及び活用に関する法律

 

第五章 重要経済安保情報の取扱者の制限

 

第十一条 重要経済安保情報の取扱いの業務は、当該業務を行わせる行政機関の長若しくは当該業務を行わせる適合事業者に当該重要経済安保情報を提供し、若しくは保有させる行政機関の長又は当該業務を行わせる警察本部長が直近に実施した次条第一項又は第十五条第一項の規定による適性評価(第十三条第一項(第十五条第二項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による評価対象者(次条第二項に規定する評価対象者をいう。同条第一項第一号イ及び第二号において同じ。)への通知があった日から十年を経過していないものに限る。)において重要経済安保情報の取扱いの業務を行った場合にこれを漏らすおそれがないと認められた者(次条第一項第三号又は第十五条第一項第三号に掲げる者として次条第三項(第十五条第二項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による告知があった者(次項において「再評価対象者」という。)を除く。)でなければ行ってはならない。

 

ただし、次に掲げる者については、次条第一項又は第十五条第一項の規定による適性評価を受けることを要しない。

 

 

一 行政機関の長(当該行政機関が合議制の機関である場合にあっては、当該機関の長)

 

二 国務大臣(前号に掲げる者を除く。)

 

三 内閣官房副長官

 

四 内閣総理大臣補佐官

 

五 副大臣

 

六 大臣政務官

 

七 前各号に掲げるもののほか、職務の特性その他の事情を勘案し、次条第一項又は第十五条第一項の規定による適性評価を受けることなく重要経済安保情報の取扱いの業務を行うことができるものとして政令で定める者

 

 

上級国民に優しく、庶民にだけ厳しい...この構造があると、「治安維持法」の時のように、庶民を弾圧して、謝罪、反省、賠償なし...ということが何度でも起きます。

 

 

ちなみに、庶民に対してだけ厳しいのは、他の国も同じです。世界は1%の権力者と、99%の奴隷...という構造になっています。ちなみに、コロナパンデミックは、1%が99%に仕掛けた戦争なので、奴隷のみルールを守る事を要求されました。

 

 

 

 

世界はダブルスタンダードで動いています。下々の者には、国と国とが争っている...という設定を押し付けていますが、上層部は別の世界で生きているようです。

 

 

 

 

 

「スパイ防止」は、「国」を意識した考えを前提としている解決策です。世界の構造を無視すると、問題の本質は見抜けません。そういう意味でもダメですね。

 

 

⑱ 国と国との争いに気を取られている隙に蝕まれる世界。戦争もパンデミックも根は同じ。

 

 

日本人だけではなく、外国人も逮捕できない。スパイ防止法ができたとしても、日本から一番情報を抜いているところは対象外。

 

 

「スパイ防止法」ができたとしても、「重要経済安保情報保護法」と同じように、穴だらけになります。

 

 

「スパイ防止法」を推進している人達は、必死になって中国を叩き、必死になって「中国・親中派=スパイ」と思い込ませようとしていますが、もっと重要な事を見逃しています。

 

菅野氏が一番情報を抜いているアメリカのスパイを逮捕できないと解説しています。

 

 

 

日米地位協定がありながら、「スパイ防止法」で取り締まるのは、事実上無理との事です。

 

例えば、日本の上空に戦闘機が飛ぶとか、スパイがアメリカ大使館に逃げ込んだらどうするのかとか...。

 

これまでの流れでいくと、アメリカは除外になるでしょう。

 

反対意見を潰したくて仕方ない。スパイ防止法を推進しているのはこんな人達です。

 

元祖「スパイ防止法」である「治安維持法」は、最初は、一般の人は対象にならないから無害だと宣伝し、受け入れさせました。しかし一度通ってしまえば権力者のものです。あっさり約束は破られ、「法の暴力」が罪もない人々を襲いました。

 

この平気で嘘をつく...という精神が問題なのです。現代は大丈夫だと思ったら大間違いです。

 

例えば、「スパイ防止法」を推進している参政党の神谷宗幣氏の性質を見て下さい。選挙の当選前と当選後では、逆の事を言っています。

 

 

 

このように、常日頃から平気で、言った事をコロコロ変えています。彼が「スパイ防止法はスパイだけに適用する」と言ったとしても、簡単に主張を変えそうです。

 

 

神谷氏だけではありません。「スパイ防止法」を勧めている人達は、誠実さに欠ける人が多いと感じます。

 

 

例えば、バカの一つ覚えみたいに、「スパイ防止法に反対する人は、スパイだと思われると困る人だー」と言う人をよく見かけるのですが、小学生レベルの発想です。

 

 

これを印象操作と言います。

 

 

北村晴男氏もこういう事するんですね...。

 

 

 

こういう言い方をしておけば、こいつがスパイではなかったとしても、周りからスパイだと思われるのを嫌がるので、賛成せざるを得なくなるだろう...という思いが透けて見えます。

 

 

相手の名誉が傷つくか、傷つかないか...という状況に追い込んで、「望まない選択」をさせる大変卑怯な手口です。

 

 

そもそも、本当にこの人の事を、スパイで、国家を脅かす存在だと思っているなら、既存の法律で今すぐ訴えればいいのです。弁護士なんだから。できる能力があるのに、裁判をしないという事は、彼の事をスパイではないと思っているという事です。

 

 

「スパイではない」と分かっていながら、カマをかけるような言い方をしています。これは悪質です。

 

 

言うまでもありませんが、政治家にとって、名誉、イメージは命です。票を失うと政治生命が断たれます。それを脅かすような条件を突き付けて、相手に正常な判断をしにくくさせる...これはつまり、間接的な言論封鎖です。

 

 

こんなセコイ方法で議論に勝ったり、説得して嬉しいんですかね...。

 

 

スパイではなくても、真面目に生きていても、そういうイメージがつくだけ、思われるだけで政治家は大ダメージです。有権者は中身など見ていません。

 

 

政治家だけではありません。例えば、真面目に反ワク活動をやっている人も経験しています。

 

行政に足を運び、政治家に協力をお願いしたり、国民に訴えかけたり...どんなに真面目に活動をしても「陰謀論者」とレッテルを貼られることがあります。陰謀論など語っていなくても、言われるだけで大ダメージです。

 

 

卑怯な方法で相手を誘導しようとする人が「スパイ防止法」を勧めている...という現実を見ると、想像ができますね。今でさえこうなのに、そんな法律が通ったら、その方法で、スパイ認定しまくるでしょう。

 

 

あと、「スパイ防止法」に反対している人達の理由を見ると、人権侵害や言論弾圧の心配が多いです。

 

そう言っているにも関わらず、推進派はそこは一切聞かない。理解もできていません。これは、推進派は著しく読解力が欠如していると言う事を意味しています。読解力が無い人は、相手の言い分を間違って捉えるので、スパイ認定しまくるでしょう。

 

 

絶対作ってはいけないという良い例です。

 

 

少ない情報を元に、すぐに「反日だ~」「サヨクだ~」「日本人じゃない~」「スパイだ~」と決めつける人が多いですが、止めた方がいいと思います。正確な情報が埋もれるからです。

 

 

スパイ防止法に反対する人達

 

 

「スパイ防止法」を反対している人達の情報がこちらです。

 

 

 

「治安維持法」の危険性を知っていて、二度と同じような過ちを起こしてはならない...と考えている人が、この画像を見たら、「この人達は、この件に関しては、民主的な判断をした」と思うはずです。

 

 

しかし、「スパイ防止法」の問題を軽く考え、必要だと思っている人は、そうは思いません。

 

 

その人達がこの画像を見た時に、返ってくる反応は、「こいつらは帰化人だ」、「日本国籍ではない」、「反日だ」です。

 

 

日本国籍がない人は、立候補できません。政治家になれたということは、日本人なのです。

 

 

仮に元外国人だったからと言って、「だから何?」です。それだけで、相手の中身は分からないでしょう。元外国人だからといって、「反日」とは限らないのですが、そう決めつける人が多いのは残念です。

 

 

「スパイ防止法」に反対している人達の画像を見て、「全部外国人だ」と言う人が多いので、調べてみました。

 

 

情報

 

 

例えば、この2人は日本人でしょうね。

 

国籍調査.com 山本太郎の母親の国籍の真相と家族・妻まで徹底解説

 

 

国籍調査.com 林芳正の国籍と家系図の真実|安倍家との親戚関係や家族の歩みを徹底解説

 

サイトの運営者さんが、こんな事書かれています。

 

国籍調査.com 運営者情報

 

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こちらは、本人自らの証言です。

 

 

福島みずほ 公式サイト わたしの父はハワイ生まれ | 福島みずほ公式サイト(社民党 参議院議員 比例区)

 

 

 

 

 

以下はwikipediaですが、遡って知る事ができます。

 

村上誠一郎 Wikipedia

 

村上氏本人によれば、戦国時代に名を馳せた村上水軍の子孫で18代目とのこと。村上水軍は外国人...ではないですよね。

 

野田佳彦 Wikipedia

 

生い立ちは父親までしか辿れません。

 

岩屋毅 Wikipedia

 

父親までしか辿れません。その父親は医者で、元大分県議会議員の岩屋啓です。立候補しているということは、この父親は日本国籍です。

 

斉藤 鉄夫 Wikipedia

 

父親は元村議会議員だったとのことなので、日本国籍です。

 

 

以下は両親についてほとんど分からない人です。

 

上川 陽子 Wikipedia

 

一般家庭出身という情報だけなので、詳しい事は解りません。

 

渕上 玲子 Wikipedia

 

出自不明です。

 

田村智子 Wikipedia

 

父親はキリスト教(プロテスタント)の信者だったとのこと。

 

 

国籍だけに拘ることの弊害

 

調べてみると、先祖がある程度予測できる人と、親も分からない人まで様々でした。

 

確実に日本人だとわかる家系の人もいます。従って、この時点で「全員が帰化人」という意見は、間違っているという事になります。

 

 

親の正体すらも分からなかったとしても、それだけで怪しいとは思いません。

 

 

何故なら、「スパイ防止法」を推進する政治家の中にも、親の国籍も確認できないような人は、普通にいるからです。「反対派」だけの特徴ではありません。

 

 

それに、日本人だから必ず安心とも思えません。

 

 

先祖が確実に日本人である人達の方が、家系図を辿ると、他の有名な家と親戚同士だったり、癒着が酷いです。国民の事を本当に考えてくれているのか疑問です。

 

 

先祖が日本人だったとしても、実の子を外国人に嫁がせているケースもあります。

 

例えば、麻生家は天皇家とも親戚関係ですが、これはどうなんでしょう。

 

芸能人の裏ニュース 麻生彩子(麻生太郎の娘)東大卒モデルで夫はヴェオリア家の幹部!

 

親戚になるのがアジア系だったら大騒ぎしそうですが、ヨーロッパ系だとダンマリなのは何故でしょう。

 

 

「先祖が外国人かどうか」ばかりを気にしていると、狭い人脈でしか物事を考えられなくなります。

 

帰化人と官報

 

帰化人、帰化人、帰化人...このキーワードを色んなところで聞くようになりました。議論が「帰化人」で始まって「帰化人」で終わる...それ以外の視点で分析することができないのでしょうか。

 

帰化人ヒステリーは、他にも問題があります。

 

いい歳した大人が、帰化人探しをしてつるし上げて、大喜び。イジメが大好きな奴らが沢山見るので、再生数が上がります。すると、似たようなコンテンツが増えます。実際増えてます。

 

子どもがそれを見て、帰化人いじめを真似したら最悪です。外国人っぽい子を見て、「あいつ日本人じゃないらしいよ」「きかじんだ~」「すぱい~」と言うようになったら、大人の責任です。

 

情報として重要なのは分かりますが、伝え方は気を付けた方がいいと思います。「差別ではない」と言いながら、イジメの雰囲気を出しながら使っている人が多いです。

 

街頭演説でもよく耳にします。弁士自身が言う事もあれば、見ている人の口から出る場合もあります。

 

日本誠真会の吉野敏明氏は、街頭演説で、帰化情報は官報で確認できる事や、安倍元総理大臣も帰化人と言っていました。

 

 

 

動画の補足記事です。

 

参政党の起こされた騒動 実はこういう事 若者相手にオコのよしりん「か、か、官報」と広まる不安感

 

 

官報とは、国の法令や公示事項を掲載して、国民に周知するための国の公報のことです。

 

内閣府 官報について

 

 

最近、官報検索の動画が流れてきました。

 

 

 

 

帰化人の元ネタについて、著述家の菅野完氏が次のように語っています。

 

 

 

 

最近言われた事ではなく、使い古されたネタらしいです。

 

こちらの記事も参考に。

 

 

真実を整える 帰化人国会議員リストというデマ

 

 

スパイ防止法を望む理由

 

令和の治安維持法である「スパイ防止法」は危険です。それに賛成している人は、2タイプいます。

 

 

「日本を守りたい」という純粋な気持ちから、中身の問題や、過去の失敗を知らずに、日本の為だと思って賛成している人。

 

 

日本の為ではなく、別の目的の為に賛成している人。中身の問題も、過去の失敗もどうでもいいと思っている。純粋な人に、有益な法律だと信じ込ませて誘導する。

 

 

過去の酷さを知ったら、考えを改める人は多いです。

 

 

デメリットが分かった上で、この法律が必要だと言う人は、どんな思いなのか...ある程度想像がつくので解説しておきます。

 

 

●いずれ拡大解釈をすることで、対象範囲を広げたいと思っている。

 

●考えが違う人を消したい。

 

●拷問大好きで、加わりたい。

 

●弾圧された人が死んでも、何とも思わない。考え方の違う人間の命はゴミ同然と思っている。理不尽に弾圧された人に対して謝罪も反省もしない。

 

●意味不明な自信を持っており、自分や身内は対象にならないと思っている。

 

●治安維持法の失敗から学ぼうとしない

 

●権力者は抜け道があるのでやりたい放題

 

 

理不尽に弾圧された人の命を軽んじている根拠はこれです。神谷氏のパワハラによって自殺した秘書に対する見解が酷すぎます。

 

 

 

 

「外国人の問題」を解決したいと思う人が増えたのですが、動き方を間違えると、さらに日本を崩壊に導く道を選択してしまう危険性があります。

 

 

コロナを恐れるあまり、それを解決する為に、「遺伝子ワクチンを打つ」という最悪の選択をしてしまうのと、よく似ています。これは免疫力の崩壊に繋がります。

 

 

危険を煽って、より大きな崩壊に導こうとする人には注意が必要です。

 

 

 

遺伝子を書き換えたら二度と元に戻せないように、

 

自由を奪う法律が出来たら、外圧でもない限り、二度と白紙にはできないでしょう。

 

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他県から引っ越してきた人から、「前に住んでいた場所では広島のような平和学習はない」...と何度か言われた事があります。

 

 

他県に比べると、戦争を伝える事に力を入れている県...ということみたいです。

 

 

その広島でさえ、自虐史観的な歴史は教えられていません。前回の記事では、大久野島をテーマにその話をしました。

 

㉒自虐史観の教育など現実に存在しない。大久野島の毒ガス製造の歴史はこのままいくと風化する

 

 

広島には、ジュネーブ議定書を無視して、毒ガスを作っていた加害の歴史があるのに、学校では教えてもらいませんでした。作っただけではなく、実際の戦闘で2000回以上使用していました。それがバレて、アメリカから2回も警告が来たほどです。

 

 

The American Presidency Project FRANKLIN D.ROOSEVELT

 

 

 

最近自分で調べて知って、怒っています。こんな重要な戦争遺跡が地元にあるのに、これまで知らなかったせいで、証言者から話を聞くチャンスを失ってしまいました。

 

 

教えないのは良くないです。反省や改善ができませんから。

 

 

広島には、毒ガス製造以外にも加害の歴史があります。あまり知られていないので、今回はその話をします。

 

 

広島県にある戦争の歴史が残る場所

 

 

広島県には、戦争にまつわる重要な場所があります。

 

 

原爆ドーム、平和記念公園は、言うまでもなく、被爆地として有名で、世界中から人が訪れる観光地です。ここは被害スポットです。

 

 

同じ広島市の中区には、広島城の敷地内に広島大本営跡があります。

 

 

広島市南区の宇品は、陸軍の輸送基地でした。

 

 

呉市は海軍の街として有名ですし、その近くの江田島市には兵学校がありました。

 

 

そして竹原市にある大久野島は、陸軍が毒ガスを作っていました。

 

 

広島市、呉市、江田島市、竹原市...これらの中には、戦争で被害を受けた場所もありますが、全て攻める為の拠点なので、加害スポットということになります。

 

 

位置はこうです。

 

 

 

学校での教え方に偏りがあるので、広島の人が、ここで紹介した全てを知っている訳ではありません。

 

 

例えば、私の周囲の人(私と同じ年~年上)に聞いたら、広島大本営と大久野島について知る人は、ほとんどいませんでした。

 

 

私は廿日市市の人間なので、親戚や知り合いが住んでしない呉市や竹原市は、同じ県内でも遠いところでした。

 

 

私が子どもだった80年代~90年代は、呉市海事歴史科学館(通称:大和ミュージアム)は出来ていなかったからなのか、平和学習で海軍の事は一度も習った事はありません。一度もです。

 

 

呉市には、コロナ禍になって、活動仲間が増えたので度々行くようになりました。2022年に初めて仲間とともに大和ミュージアムに行き、海軍の詳しい説明を聞きました。

 

 

2023年に、県外の仲間と江田島の第一術科学校に始めて行き、今年2025年に大久野島に行きました。

 

 

広島大本営の事は、10年くらい前に知ったのですが、それがあった広島城にわざわざ行こうとは思いませんでした。原爆で破壊されている事が分かったからです。

 

 

私の地元の歴史の知識はこんな感じで、偏りがありました。

 

広島は軍人も軍事物資もある軍都であった

 

原爆は、一般市民を殺害した事が問題視されます。小名木善行氏の動画でも、その事が語られています。

 

 

 

 

以下のように述べられています。

 

軍事施設を狙った空爆であれば、戦争行為とみなされます。

 

 

でも軍事施設ではない、一般の民家が集中しているところに焼夷弾を落としたということになれば、それは民間人に対する虐殺行為ということになりますので、これは戦争行為とはみなされないというのが、ハーグ不戦条約で決まっている国際法上のルールになります。

 

 

戦争にはルールがある。

 

 

そして、そのルールが破られて、この原子爆弾のようなものが落とされたということは、これは日本は間違いなく戦争をやっていました。

 

 

けれども、一方の当事国であるアメリカは、日本と戦争をやるのではなくて、日本人に対する虐殺行為を行うようになったわけです。これは戦争ではなく暴力です。戦争が暴力に変わった。

 

 

日本は外交上の究極の選択として、正々堂々と戦争をしていました。けれどもアメリカが戦争ではなくて、それを暴力に変えてきた。日本は暴力闘争をやるつもりは全くありませんので、自主的に戦闘行為を終わらせた。

 

 

だから8月15日は「終戦の日」と言います。敗戦の日ではない。

 

 

こういった動画だけ見ると、何も知らない人は、「民間人を狙って酷い。日本人よ立ち上がれ」という反応になるのでしょうが...

 

 

 

...

 

 

...軍事施設...ですから。広島は。軍人さん、もちろんいました。

 

長崎は知りませんが、広島は軍都であり、戦争によって潤った場所である事を忘れてはなりません。

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

 

広島には2つの相対立する顔があります。一つはヒロシマ、もう一つは廣島であり、前者は世界最初の被爆地という被害の広島であり、後者は日本の侵略戦争の拠点という加害の広島です。

 

(2p)

 

 

軍都廣島 清水章宏

 

「軍都」とは

 

8月6日の原爆投下を境に「廣島」から「ヒロシマ」と街の呼び方を変えているのはなぜでしょうか。

 

反核平和の象徴としての「ヒロシマ」に対して、「廣島」はどういう意味合いをもつ街だったのでしょうか。

 

 

第2次世界大戦敗戦までの広島を「軍都」と表現することがあります。

 

 

軍都という呼び方は敗戦まで行政文書や新聞などで使われていた言葉です。

 

 

軍都とは、軍隊やその関連施設の存在が構造的な影響を与えている地方中核都市のことを言います。

 

 

都市ではなくても、多くの軍隊関連施設が存在し、影響を与えている地域をさして、軍郷とも言います

 

(5p)

 

 

ちなみに、私が子供だった80~90年代の広島の平和学習では、広島が軍都だと教えられた事は一度もありません。そういうのをすっ飛ばして、被爆した広島の話を教えられました。

 

 

しかし、私より一回り下の人に聞くと、広島大本営があった事は習ったそうです。ちなみにその人は、大本営は習ったけど、毒ガス製造は習わなかった...と言っていました(つまり毒ガスの方が、「注目して欲しくない歴史」だと思われる)。

 

 

でも、私が学生だった時に比べて、徐々に「加害の歴史」に目が向くようになった事が解りました。調べてみると、「広島平和教育研究所」が出版した平和カレンダーに、加害の歴史がありました。そこには、こう書かれています。

 

広島平和教育研究所 ー出版―

 

平和教材として、ヒロシマ平和カレンダーをご活用ください。

 

広島平和教育研究所では、毎年「ヒロシマ平和カレンダー」を作成し、県内の学校等に配布しています。 平和の大切さと8月6日のヒロシマを繰り返さないための教材として、学校や家庭、地域などでどうぞご活用ください。

 

 

これなのですが、なんと大久野島も載っていました。学校に配布しているとの事なので、すごい進歩です。ちょっと見直しました。

 

 

このカレンダーは、私が知らない事も載っており、広く浅く学べるので読み物としてもいいです。

 

2021年度 軍都だった廣島 ~軍事都市から平和を祈る街へ~

 

 

 

広島大本営

 

広島県の戦争の歴史「軍都廣島」の始まりは、広島大本営です。

 

 

被害スポット原爆ドームや平和記念公園のすぐ近くに、広島城があります。この敷地の中に、かつて大本営が置かれました。

 

 

『日清戦争 秘蔵写真が明かす真実 / 著者:中京大学教授 檜山幸夫 / 1997年』

 

だが、広島大本営の設置は伊藤が予想していなかった大きな結果を生みだしていく。

 

それは対清開戦に消極的であった明治天皇が率先して戦争を指導して「軍人天皇」像を築いたこと、大名華族が旧藩主の地位を復活させながら、天皇の臣下として自らの役割を見いだし、戦争に協力し挙国一致の体制造りを保管したこと、天皇親征の実を示したことから大量の民衆が動員され、それが戦争支援体制形成の契機となったこと、民党勢力が臨戦地広島に召集されて天皇への忠誠を表明し、藩閥政府との強調路線に転じたことにほかならない。

 

 

その意味で、日清戦争は広島大本営があってはじめて勝利したともいえよう。

 

(76p)

 

 

変わったのはお上だけではありません。国民にも大きな変化がありました。人は自分が強いと勘違いすると、調子に乗るようです。

 

 

『日清戦争 秘蔵写真が明かす真実 / 著者:中京大学教授 檜山幸夫 / 1997年』

 

日清戦争に勝利した日本は、確かに大きく変わった。

 

戦前までは、あれほど強かった嫌軍意識や避戦意識はきょくたんに弱まり、社会は軍隊を賛美し、軍人優待の制度化が進んでいく。

 

地方の名望家や凱旋兵士によって、全国津々浦々にいたるまで征清記念碑や戦没者墓碑が建立されて、出征兵士と戦没者が讃えられ、彼らは名士となる。

 

軍人美談が読まれ、戦闘名場面が芝居の題材となっていく。勇敢なる兵士は、子どもの成長を祈る願掛けともなり、子どもは軍歌を唱って戦争ごっこで遊び、陸軍大将や海軍大将が双六の上がりとなり、学校は唱歌に軍歌を採り入れ、兵式体操で子どもを鍛え「少国民」を育てていく。

 

日本に留学してきた清国人留学生を「ちゃんちゃん坊主」とののしり、石を投げつけ、差別感をあらわにする。

 

日本の民衆は、日清戦争によって、初めて国家と天皇を認識し、軍隊を容認し、日本人であることを自覚する。

 

民衆は、それまでの「民」から「国民」に成長し、さらに「軍国の民」へと変質していく。

 

幕末、明治維新から形成されていった国民国家は、「国民的戦争」となった日清戦争を通して、日本的国民国家を確立させた。

 

(15p)

 

調子にのると、コロっと考えを変えます。

 

ここでのポイントは、日清戦争前までは、戦争反対ムードがあった事、そして、日清戦争によって国民意識が芽生えた事です。

 

よく「日本人としての誇りが~」...等と言って大衆を熱狂させる人がいますが、その日本人としての意識そのものが、明治になって軍国主義の元で人工的に作られた概念なのです。昔から、この国に住む人々の心に、自然に存在した気持ちではありません。

 

 

広島が加害都市である理由は、実際に戦争の司令塔として使われただけでなく、その後の国民の心を形作ってしまったことにあります。

 

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

「国民」の形成

 

大本営が広島に設置されたことにより、戦争の情報は広島市にすぐ伝えられます。
戦勝の報道が届くたびに国旗、提灯などの掲揚が指示され、祝賀行事に市民を動員しました。

 

 

戦時下の日本各地で行われた戦勝祝賀のモデルは、廣島での行事であり、それが全国に波及したと言えます。

 

 

そして、そのさまざまな行事を通じて日本人の「国民」としての意識が形成され、日本が近代国家・国民として発展していくこととなりました。

 

(34p)

 

 

戦争に熱狂するを、広島の人々が作り上げたのだとしたら、その責任は大きいと思います。

 

 

この心がエスカレートして、他の県にも飛び火し、以下のような言葉が新聞で使われるようになったのです。以下は南京陥落の祝賀を伝える内容ですが、凄い文章が書かれています。

 

 

 

当時の日本人の考えがよく解ります。敵国の民間人に対しての配慮は0です。

 

大久野島で毒ガスを作っていた、故・藤本安馬氏も、当時の熱狂を語られていました。

 

 

 

 

 

 

最初にこの文化を作ったのが広島だということを忘れてはいけません。

 

 

基本的に広島は、後方支援としての役割だったのですが、後に変わっていくことになります。

 

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

戦局の悪化にともない、軍都廣島の役割に新たに陸軍司令部機能が加わってきました。

 

もともと最前線としての機能ではなく、後方支援補給兵站機能が中心であった広島に、本土決戦に備えての対応が求められてきたのです。

 

(68p)

 

 

後方支援機能に加えて、本土決戦としての機能が拡張されたなら、狙われるでしょうね...。

 

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

他の軍都にないもう一つの廣島の出来事

 

1945(昭和20)年8月6日の原子爆弾被害は、軍都廣島にもう一つほかの軍都と違う歴史をもたらしました。

 

現地の第2総軍司令部の独断で、広島市の行政を軍隊の指揮下におくという命令が出されました。

 

 

非公式ではありますが、広島市内に事実上の「戒厳」がひかれたのです。

 

(中略)

 

第2総軍司令部は8月6日夕方、宇品の陸軍船舶司令官にすべての陸軍部隊を指揮して戦災処理を行うとともに、在広行政機関を指揮下に入るよう命令しました。

 

 

宇品に司令部を置いていた陸軍船舶司令官が廣島警備担当司令官に任命され、非公式ながら「厳戒司令官」としての権限をもって、原爆被害復旧作業を指揮したのでした。

 

 

次は、この宇品について解説します。

 

日本軍の輸送基地、宇品

 

 

宇品から、戦地へ向けて様々なものが輸送されました。

 

 

現在は色んな移動手段があるので、この港を使う人は限られていますが、戦時中の兵隊の日記を読むと、広島や宇品が登場し、よく利用されていたことが分かります。

 

 

以前南京大虐殺に参加した皇軍兵士の日記を読んだのですが、中国出発前に通過した、広島や宇品の様子も描写されていました。南京大虐殺に関わった人材を送ったのも広島だということを実感しました。

 

 

この港を中心に、鉄道も計画的に作られました。

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

戦場である朝鮮に一番近い港は博多です。熊本第6師団は、博多から朝鮮に輸送されます。しかし、国内の鉄道は、博多まで開通していませんでした。山陽鉄道は工事中だったのです。

 

 

宇品港のある広島まで鉄道を急ぎ開通させるよう日清戦争の1年前の1893年に陸軍大臣から内閣に書面を送るだけでなく、陸軍省から直接山陽鉄道へ工事を急ぐよう督促しています。

 

日清戦争開戦の1年前から、すでに日本は戦争計画の中で、宇品港を出撃基地とし、広島までは鉄道で兵員、物資を運ぶというシナリオが組まれていたわけです。

 

 

広島までの鉄道完成と、制海権確保のための艦隊の整備が戦争開始の国内条件でした。その鉄道線路を海から守るために沿岸の要塞建設も同時にすすめられました。

 

 

よく、「日清戦争のとき、広島まで鉄道が開通していたので、宇品港が出撃基地として使われた」という表現をしますが、正確には「出撃基地として決めてあった広島の宇品港までの鉄道工事を完成させ、それを待って日清戦争を開始した」と言うべきです。

 

 

広島県内の山陽本線の福山駅や三原駅が、お城の一部を取り壊して建てられているのは、用地買収の手間をはぶくなど、突貫工事だったのかもしれません。

 

(15~16p)

 

 

民間人だけが住む都市ではありません。戦争で傷ついた軍人の受け入れ先病院もあったので、入院患者も沢山いました。

 

 

【増補版】軍都廣島「廣島」と「ヒロシマ」を考える / 著者 清水章宏・橋本和正 広島県労働者学習協議会編

 

戦争が中国大陸から太平洋に拡大すると、アジア、太平洋全域の陸軍の海上輸送を指揮しました。

 

 

日本の戦争を支える「輸送」という大動脈の司令部は広島に在り、軍都廣島の組織と設備がなければ日本は戦争を続けることはできなかったのです。

 

(19~20p)

 

 

原爆が落とされた理由も、軍都だったからの可能性が高いです。

 

『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ / 著者:堀川惠子』

 

太平洋戦争末期、アメリカは原爆投下候補地を選定するための「目標検討委員会」を設置。昭和二〇(一九四五)年四月から七月下旬まで、日本のどの町にその運命を負わせるか議論した(以下「目標検討委員会会議要約」アメリカ国立公文書館所蔵)。

 

 

第一回委員会は、四月二七日。B29の航続距離や爆撃効果未空襲の地域などの要素を勘案して、「広島・八幡・横浜・東京」を筆頭に、川崎・名古屋・大阪・神戸・呉・下関・熊本・佐世保など一七の都市を研究対象とした。

 

 

第二回委員会は、五月一〇、一一日。ここで四つの勧告目標が固まった。「京都・広島・横浜・小倉」である。特に京都と広島には「AA級」の記号が付され、「A級」の横浜・小倉より高い順位に置かれた。

 

 

この時点で後の被爆地はキョウト・ヒロシマであったが、最終的に古都を破壊すると日本人の反発が強まり、占領後の統治が難しくなるとの懸念から京都は外された。

いずれにしても広島という地名だけは、議論の最初から最後まで常に候補地の筆頭にあがりつづけた。広島が標的として選ばれた理由の冒頭には、こんな記述がある。

 

 

an important army depot and port of embarkation(重要な軍隊の乗船基地)

 

 

広島には、重要な「軍隊の乗船基地」がある。これに加えて、町に広範囲な被害を与えられる広さがあり、隣接する丘陵が爆風の集束効果を生じさせて被害を増幅させることができる、と説明は続く。

 

 

広島で軍隊の乗船基地といえば、海軍の呉ではない。陸軍の宇品である。

 

 

日清戦争を皮切りに日露戦争、シベリア出兵満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と、この国のすべての近代戦争において、幾百万もの兵隊たちが宇品から戦地へと送り出された。

 

 

何度も討議が重ねられた目標検討委員会で、広島が一度たりとも候補から外れなかった理由。それは広島の沖に、日本軍最大の輸送基地・宇品があったからである。

 

 

私は広島で生まれ育ち、二〇〇四年まで広島で記者として働いた。当時、宇品の海岸あたりは古びた倉庫群や船会社、小さなドックが建ち並び、ときの流れが止まったかのようなさみし気な場所という印象があった。取材で足を運ぶこともあまりなかった。

 

 

その宇品地区も近年、一気に再開発が進み、人の流れも景色もすっかり変わった。

埠頭一体には美しい公園が整備されかつての倉庫街はベイエリアと呼ばれるようになった。若者たちをターゲットにしたカフェやセレクトショップ、ショッピングセンター、最近では新しいマンション群も目立つ。

 

 

いま宇品の埠頭周辺を歩いてみても、ここに人類初の原子爆弾の標的として狙いをつけられるような重大な軍事拠点があったことを思わせる痕跡は何ひとつない。

 

 

戦争のたび数多の兵隊を送り出した旧陸軍桟橋はとうに埋めたてられ、わずかに石積みの一部を残すだけ。港のあちこちに立つ看板も観光案内ばかりで、軍港宇品にかんする史料館もない。逆にここまで見事に何もないと、まるで意図的に消されたかのような印象すら受ける。

 

世に出ている文献をあたれば、通りいっぺんのことはわかる。宇品地区の中心にあったのが「陸軍船舶司令部」だ。年配の広島市民にとっては、この正式名称よりも「暁部隊」の呼び名のほうがしっくりくるだろう。

 

 

船舶司令部は、戦地へ兵隊を運ぶ任務とともに、補給と兵站(前線の部隊に軍需品や食糧を供給・補充すること)を一手に担った。船員や工員ら軍属をふくめると三〇万人を抱える大所帯で、数えきれないほどの雑多な下部組織が存在し、その規模は前線の方面軍ひとつに相当するほど巨大だった。

 

 

司令部の周辺には、糧秣(兵隊の食糧や馬の餌)を生産する陸軍糧秣支廠、兵器を生産する陸軍兵器支廠の工場群と、それを備蓄する倉庫群がひしめき合っていた。

 

 

近年、「被爆建物」として保存が議論されている全長九四メートルもの巨大な赤レンガ倉庫も、軍服、軍靴、飯盒、毛布などを生産した陸軍被覆支廠のほんの一部だ。

 

 

これら膨大な軍需品が宇品から輸送船に載せられ、方々の戦地へと運ばれた。

 

 

宇品の心臓部、船舶司令部とは一体どんな組織だったのかその実態については、現在に至るまでほとんど情報がない。

 

 

ペリーの浦賀来航以降の海事にまつわる全事項をまとめた大著『近代日本海事年表』にも、なぜか船舶司令部は一度も出てこない。

 

 

船舶砲兵や船舶工兵といった末端の部隊の手記は存在するが、司令部については何も見当たらない。原爆投下の目標とされたにもかかわらず、研究者もいない。世界中から人々が訪れる平和記念資料館にも、展示の片隅に小さなパネルだけ。

 

 

船舶司令部そして軍港宇品を知る手掛かりは完全に封じられてしまっている。

 

 

このような重要な役割をした場所の情報が、きちんと記録されていない事に驚きです。

 

 

広島市は民間人も住んでいましたが、軍隊の基地があるので、軍人もいました。原爆投下時刻は、陸軍の軍人が広場で朝礼と訓練を行っていた最中でした。

 

爆心地近くなので大ダメージで、軍隊の急所に被害を与えたのです。

 

 

呉市

 

広島市から少し離れたところに呉市があります。海軍の街です。

 

 

海軍や呉を題材にした映画もあるし、歴史好きには有名ですが、学校の授業では、呉市の海軍のことは習いませんでした。

 

 

以下の教科書の索引を確認しても、名前すら出てきません。

 

 

 

学校や教科書は残念ですが、呉市は違います。加害の歴史でもありますが、隠さずに、堂々と宣伝しているので良いと思います。

 

 

大和ミュージアムができる経緯をみても、積極的に伝えようとしている感じが伝わってきます。

 

呉市海事歴史科学館 Wikipedia

 

日露戦争・日本海海戦から100年目、大東亜戦争(太平洋戦争)終戦から60年目にあたる2005年4月23日に開館した。

 

 

愛称の「大和ミュージアム」が示すように、旧日本海軍の超大型軍艦「大和」の建造と軍事活動が中心となっている。

 

 

構想あるいは建設に関しては、「戦争責任」について様々な意見を向ける旨もあったが開館以来盛況を続けており、呉市の歴史的観光資源を再発見するきっかけとして呉市を全国的観光地に一躍押し上げた立役者である。呉市の経済社会にも影響を与えており、様々なイベントが行われる地域拠点の役割も果たしている。

 

 

初代館長の戸髙一成は、当館の展示が戦争賛美ではなく、とくに戦艦大和建造など軍事や戦争によって発達した産業技術そのものとその使われ方(軍事目的)とは分けてとらえるべきだとしている。

 

館の方針としては、当館を「平和学習の場」として開放するため、実物の兵器や当時の映像フィルムなどの歴史的資料を淡々と提示するかたちで意見や注釈は付けず、政治的に中立的な立場をとるよう努めている。「歴史認識についての判断は来館者個々に任せる」という方針を採用している。

 

 

あれだけの建物ですから、関わっている人も多いし、お金も相当かかかっています。

 

 

1994年 - 1995年にかけて、戦艦大和を博物館の核としていくことに構想が固まっていった。しかし、県側は(海)軍事色が強い博物館を県立として開館することは難しいことを呉市に伝えた。

 

 

そこで小笠原は1996年12月の市議会で、博物館建設に市主体で取り組むことを正式に表明した。1997年に呉市は主要プロジェクトの1つとして海事博物館建設を明記し、同年9月の市議会で呉駅南側の宝町地区を博物館の建設場所とすることが表明された。

 

財源は国(防衛施設庁・科学技術庁)・県への働きかけに加え、呉市博物館推進基金、呉商工会議所の募金委員会などを設立し民間資金の活用も行われた。最終的に事業費総額65億円のうち、国・県・地方交付税・募金等が約36億円、市負担が約29億円となった。

 

 

2008年度より指定管理者制度が導入され、学芸部門は引き続き呉市が、管理運営・広報などは「大和ミュージアム運営グループ」が担当している。

 

 

私が学生だった時と違って、「大和ミュージアム」があるので、

 

2025年の広島は、平和学習や社会見学で、呉の歴史を学ぶ機会があるかもしれません。

 

 

 

 

なお、今年は戦後80周年です。生き証人がかろうじて残っている大事な節目に、大和ミュージアムは改装の為、閉まっています。戦後80年だからこそ行きたい...という声があるのに...。

 

 

改装自体は良いのですが、この時期はズラすべきでした。

 

 

リニューアルオープンは、2026年4月の予定です。休館中は、工事中の見学があったり、少しの展示物が見れるそうです。

 

 

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)公式HP

 

 

ちなみに、呉は将来、弾薬庫が置かれます。

 

 

広島平和教育研究所 2024地域シンポジウム「軍事拠点化が進む呉で考える地域主義」開催

 

 

江田島市

 

 

呉が船を作る場所なら、江田島は軍人を育てる場所です。

 

 

江田島には、大日本帝国海軍の将校たる士官の養成を目的とした教育機関がありました。

 

 

海軍兵学校は、イギリスの王立海軍兵学校、アメリカの合衆国海軍兵学校とともに、世界三大兵学校の一つに数えられたそうです。

 

 

現在は海上自衛隊の幹部候補生学校や第一術科学校などになっています。施設の一部は見学ができます。

 

 

海軍兵学校 Wikipedia

 

 

 

被害者の視点に偏った広島の平和学習

 

 

広島でも、「加害者」としての学習はほとんどありません。市のHPにある平和関係のページを見ても「被害者」として作られています。

 

 

加害者としての歴史は、何年に何処で何があったか...程度。データを伝えるだけといった感じです。

 

 

一方、被害者としての歴史は、映画を見たり、証言者を呼んだり、平和記念資料館に見学に行ったり、ストーリーを読み聞かせる...等、伝え方が豊富にあります。

 

 

データはほとんど記憶に残りませんが、ストーリーは記憶に残ります。客に対して商品の魅力を伝える場合、後者が良いとされます。被害者として訴える場合は、後者の方法がよく使われています。

 

 

広島には被害と加害、2つの歴史がありますが、教え方は偏りがあると思います。

 

 

自分達がやったことは棚に上げて、された事ばかり語るのは、都合がよすぎるので、同じくらいの熱量で、後世に伝え残してほしいものです。

 

 

自虐史観によって自信は無くすものなのか

 

 

日本人が教えられてきた歴史は、自虐ではなかった...と説明してきました。しかし、「もし自虐だったら...」という過程の話もしておきます。

 

 

「日本の学校では本当の歴史は教えない」とか、「自虐史観を植え付けられて、日本人は自信を失った」...という人がいるのですが、誰が言い出しっぺなのでしょう。

 

 

私は歴史教育を真に受けて、それが原因で、自信を失っている人を一人も見た事がありません。

 

受験勉強の為に、情報を叩き込まれるので、出来事に驚くことがあったとしても、一々干渉には浸らないです。

 

 

仮に「悲惨な出来事があって、それを日本人がやったんだ、残虐な民族だ」...と習ったとしましょう。

 

でも、「へー、そんなことがあったんだ」で終わりです。他人の性格が酷いからと言って、それで自分まで酷いと思って落ち込みません。

 

 

「知らない他人」が失敗しても、それで自分の自信は失わないです。普通は。

 

 

例えば、日本の政治家が裏金事件を起こしたり、日本人がオリンピックで金メダルを取れなかったりしたら、それを知った翌日から、「日本人が失敗したから、同じ日本人である自分もダメなんだ...」と自信無くす人います?私の周りにはいません。

 

 

他人がやった事で、こちらまで迷惑したら、反応しますが、実害がなければ、何とも思わないのが普通です。

 

 

「昔の日本人がやった事が原因で、現代人の気持ちが落ち込み、自信がなくなる」...という設定は無理があります。

 

 

昔の日本人とは、「昔の他人」です。他人がやった事なので、同じ理屈です。

 

 

私は昔の日本人の悪事を問題視していますが、どんなに詳しくなっても、自信は無くしません。よその爺さんがやった事だからです。

 

 

もし自分の爺さんだったら...このケースでも、自信は無くしません。身内でも人格は違いますから。

 

 

 

日本人は今も昔も自信たっぷり

 

バブル期等、日本が強気だった時代がありました。みんな忘れてますが、旅の恥は掻き捨てと言って、海外に旅行に行って、迷惑な振舞いをする日本人が問題になったこともありました。セクハラ、パワハラは当たり前にあったし、ブラック労働が美談のように語られていました。

 

 

その人達も、学生時代に歴史を学んでいます。その内容が自虐だとしたら、彼らが大人になった時、傲慢になったのは何故なのでしょう?学校の授業と、本人の自信とは何の関係もないことが解ります。

 

 

過去に日本人がどんな事をしていても、戦争で外国人が傷つこうが、日本人が傷つこうが、国民は無関心です。

 

 

自信を失うような人は、いたとして、何%くらいでしょうか。

 

 

私はワクチンの啓蒙活動をして5年になりますが、他人の苦しみ、不正・腐敗に対して、無関心な人が多いと感じます。ワクチンを打つ悪事、後遺症に苦しむ悲惨さを教えても、ほとんどの人にとって人ごとです。

 

 

日本の出来事だろうが、どんなに酷かろうが、そもそも「自分に関係がない事」は興味がないのです。

 

 

「現代の酷い状況」にも心が動かない人達が、「過去の酷い状況」に心が動くはずがないと思っています。

 

 

みんな他人の事に無関心です。他人の問題や欠点を知って、傷ついて自信をなくすような感性の人ばかりなら、ワクチン啓蒙活動は苦労しません。

 

 

自虐は教えられていないし、仮にあったとしても、日本人は自信を無くしたりしません。

 

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8月末に、「戦争の問題を記事にしているなら、毒ガスを作っていた広島県竹原市にある大久野島について取り上げた方がいい」...と、言われました。

 

 

大久野島がいかにヤバイ場所だったかは、学校の平和学習では習っていません。秘密裏に作っていたこともあり、製造に関わった人がいない地域では、話題になる事はありません。そのような事情から、広島の人でも知らない人がほとんどです。

 

 

私もその1人で、小さい戦争遺跡の一つだろう...程度の認識だったので、わざわざ取り上げるまでもないと思っていたのです。非人道的行為で有名な、731部隊や、南京大虐殺や、アヘン政策等のような大きな問題ではないと思っていました。

 

 

大久野島を調べる事は、最初のり気ではなかったのですが、地元広島だし、押さえておくか...ということで、関係する動画を視聴したら、想像を上回る酷さで大ごとだと気づきました。

 

 

確かにこれは記事で取り上げないといけない...と思ったので、その後、大久野島に行き、毒ガス資料館、遺跡巡りをして、本を数冊読みました。

 

 

 

(大久野島)

 

 

一通り調べた感想は、こんな酷い歴史が広島にあった事を、今頃詳しく知ったのがショックです。身近な人に話しても、その人達もほとんど知らないので、さらに衝撃的です。

 

 

ひょっとしたら、この反応は、私の周囲だけではないのかもしれない...と思いました。

 

 

最近、戦争中に日本人がやった行為に対して、「日本人は悪くない」「日本人はアジアにいつまで謝ればいいんだ。」「日本は侵略したんじゃない。アジアを解放するのが目的だった」「GHQのせいで自虐史観を植え付けられ、日本人は自分の国に誇りを持てなくなった」...等と、言い訳する人達が増えてきました。

 

 

大久野島の歴史は、戦時中の日本を美化する人達のあらゆる言い訳を、完全に打ち砕く内容です。

 

 

広島県は被爆地なので、被害者のイメージが定着していますが、一方で、加害の過去を持つ場所がいくつかあります。

 

 

その中でも、大久野島は突出しており、歴史的な視点でここを見ると、戦前、戦中の日本政府や日本軍のあらゆる悪い要素がつまった、縮図のような場所なのです。

 

 

大久野島の歴史を見れば、いかに日本が悪だったかが、言い逃れできないほど解ります。

 

 

だからこそ、大々的にアピールしないのかもしれません。

 

 

現在はウサギを全面に押し出した観光地になっており、「毒ガスの話」はサブみたいな扱いです。実際に取材に行ってみて、観光客の一人としてそう感じました。

 

 

大久野島の歴史を、原爆並みにきちんと伝えていたら、「戦時中の日本軍の悪事」を誤魔化す言い訳をする者は現れなかっただろう...と言っても過言ではないくらいです。

 

 

この場所を舐めてはいけません。私は広島市にある原爆ドームや平和記念公園より大久野島の歴史の方が、平和を訴える力があると確信しています。

 

 

ですが、このままいったら風化すると思います。今の伝え方では...。

 

 

そうならない為にどうするべきか考えると共に、

 

 

本記事では、何故広島に住んでいながら私のように大久野島の知識が浅い人が多いのか、現在の大久野島はどうなっているのか...という話をしていきます。

 

 

大久野島とは

 

毒ガス工場「東京第二陸軍造兵廠 忠海製造所」があった大久野島は、元々平和な島でした。

 

明治時代の大久野島は、7戸の民家がありました。源平合戦当時の見張役、柴田一族の末裔だそうです。

 

彼らは、段々畑をつくり、わずかな土地を利用して農業などを営んで生活していました。しかし、毒ガス工場建設のために、軍に土地を買収され、出ていったのです。

 

 

そうしてできたこの工場、景気がよくなるので島周辺の住民からは喜ばれたらしいのですが、何の工場かは知らされなかったそうです。よく分からないものが建つのに喜ぶとは...今では考えられません。

 

 

1929年に工場が開所してからは、数種類の毒ガスが大量生産されました。終戦まで、6000人以上の人がこの島に通ったと言われています。

 

 

国際法ジュネーブ議定書に違反して秘密裏に毒ガスを作っていたものですから、この島に携わった人たちは、家族を含めて一切口外しないことを誓約させられました。

 

 

大久野島を隠すために、地図からも存在を消されました。

 

 

ここで生産された毒ガス兵器は、実際に中国戦で使われて犠牲者を出しています。

 

 

被害は敵国だけではなく、日本人にもありました。安全性より効率を最優先した結果、製造過程で体調不良になったり、亡くなった人もいたのです。

 

 

また、製造に直接関わらなくても、島全体を毒ガスがマイルドに覆っていたので、当時島にいた人のほとんどは、慢性気管支炎などの後遺症に苦しみました。

 

 

彼らは「毒ガス障害者」、または「被毒者」と呼ばれています。

 

 

マズい事をやっていたので、敗戦後に工場関係の情報はほとんど処分されました。

 

 

戦後、この島の事を語りたがらない人も多かったみたいで、それもあって、広島県でも詳しい事はあまり知られていないのです。

 

 

歴史は風化する...

 

少し脇道にそれますが...先日、職場の人に出身地を聞いたら、なんと山口県の田布施町でした。

 

田布施町近くの市出身の知り合いは何人かいるのですが、田布施町の事を聞いても、そこの出身ではないので、歴史はご存じありません。

 

 

しかし、田布施町の出身者なら詳しいと思って「大室寅之祐って知ってます?」と質問したところ...

 

 

ご存じなかったです。

 

 

 

地元の人は代々語り継いでいるのだろう...と想像していたので、結構ショックでしたが、そんなもんなのかもしれません。私も地元廿日市市の歴史はそんなに興味ないですから...。

 

 

どんなに凄い歴史があっても、先代がそれを積極的に伝えなければ風化するんだな...と思いました。

 

 

それはどこでも一緒。とくに学校で教えない歴史程、風化します。

 

職場の人と話をして、大久野島もいずれこうなるだろうな...と思いました。

 

 

うさぎ > 毒ガス製造の歴史

 

大久野島は戦時中に毒ガスを製造していましたが、現在は野生のウサギがたくさんいる観光地です。戦争遺跡自然の2つの魅力があります。

 

しかし、観光地としてのアピールの仕方が偏っているのです。

 

例えば、大久野島に向かう忠海港はこのようになっています。

 

 

もう...カワイイです。本当にカワイイ。とにかくカワイイ。

 

 

船の切符売り場になっている店内は、ウサギグッズだらけ。毒ガスについて取材をする為に行ったのですが、ウサギの可愛さに感動しました。

 

 

そして、本来の目的である毒ガス関連のものを探すか...と思っても、ない。

 

 

ないんです。マジで。

 

 

え、毒ガスがメインじゃないの?...と、店内を見て回りました。ですが、どこを見てもありません。

 

 

大久野島には「毒ガス資料館」があるので、それの宣伝みたいなものを期待していたのですが、なくてガッカリです。

 

 

もしかしたら見落としたのかもしれないですが、見落とすぐらいない...ということです。

 

 

この「毒ガス情報が少ない」という現象は、他の場面でも何度かあり、マジかぁ...と思いました。

 

 

いや、いいんですよ。ウサギはカワイイですし、これを目的に来る人の気持ちは解ります。解るのですが、ウサギはどこにでもいます。

 

 

 

しかし、毒ガス製造跡なんて、そうそうありません。貴重な戦争遺跡なので、もっと宣伝してもいいのでは?と思います。これだと、ウサギ目当てに島を訪れた人が、気付いて、興味を持つ確率が下がってしまいます。

 

 

せっかく唯一無二の、世界にアピールできる観光資源があるのに、宣伝しなかったらもったいないです。こんなに残念な戦争遺跡観光地は初めて見ました。

 

 

竹原市のHPをはじめ、大久野島を紹介する観光案内を見ても、ウサギと毒ガスのアピールの仕方には差があります(2025年10月に確認した内容を元に説明)。

 

 

竹原市 公式HP

 

 

ひろしま 竹原 観光ナビ

 

 

普通は、観光資源が多い方がいいので、あれもこれもてんこ盛りで宣伝したがるものです。しかし、大久野島の宣伝の仕方は、うさぎ >毒ガスの歴史 と、すごく偏っています。

 

 

ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ 毒ガス ウサギ ウサギ ウサギ...みたいな比率です。

 

 

 

どこかで一応説明しているし、隠しているわけではないけど、埋もれてるよね...といった印象を受けます。

 

 

宮島で例えるなら、厳島神社や大聖院より、鹿のアピールに力を入れるようなもんです。平和記念公園で例えるなら、原爆ドームより、平和の象徴である鳩のアピールに力を入れるようなもんです。でも普通は、そんなことしません。

 

 

そこにいる動物より、重要な歴史遺産の宣伝に力を入れるのが一般的だと思います。

 

 

広島市 公式HP

 

 

廿日市市 公式HP

 

 

ちなみに廿日市市は以下のようなページを作っていました。平和をアピールしていますが、武器を「核」に限定しており、全部「被害者」視点です。

 

 

戦後80年非核平和事業

 

 

広島県人でも大久野島のことをよく知らない人がいる理由

 

大久野島は、「野生のウサギ」と「毒ガス製造の歴史」の2つの面があります。

 

大久野島について知るパターンは、以下の3つです。

 

 

●体験者や地元の人から聞く

 

●学校

 

●メディア

 

 

大久野島周辺の地域に住んでいる人なら、昔を知る人から直接教えてもらう機会があるでしょう。

 

 

広島に住んでいても、大久野島から離れた場所なら、その機会はありません。

 

 

人から聞かなくても、教育として教えてもらえれば、知る事は可能です。

 

 

メディアの戦争特集は、学校で教えない事も報道するので、それから情報を得ることができます。私も大久野島が特集された過去の番組を見て知りました。

 

 

私が一番最初に見たのは以下の動画。長いので、ちょっと見て終わろうと思っていたのですが、内容が凄すぎて、全部見てしまいました。特に実際に毒ガスを製造していた証言者の言葉は重いです。

 

 

 

 

 

大久野島に無関心だった理由

 

私が大久野島の名前を最初に知ったのは、高校生の時。今から20年以上前のことです。

 

 

友達が「大久野島って知っとる?戦争中、地図から消されたんよ。」と、軽いノリで言ってきたわけです。その時に、毒ガスを作っていたという事も教えてくれました。

 

 

何の会話でこの話が出たのかは覚えていないのですが、その時聞いた大久野島の情報量はその程度でした。

 

 

今のようにネットも使っていなかったので、調べる事もせず、聞いただけで終わりです。普通に忘れました。ただ、「地図から消された」という特徴にはロマンを感じたので、記憶には残っていました。

 

 

...それが、今年の8月に動画を見るまでの大久野島のイメージです。

 

 

何故あの時、私が今のように大久野島に興味が湧かなかったかというと、学校で習わないし、身近な高齢者からも聞いた事がないからです。

 

 

学校で教えない事、みんなが言わない事は重要ではない...とも思っていました。

 

 

広島県の平和学習でも、大久野島の事は習いません。学校にもよるのかもしれませんが、少なくとも80~90年代、私が学校で教えられたことはありませんでした。

 

 

念のため、私より一周り下の人に聞いてみたら、やはり、大久野島の事は学校で教えられなかったそうです。

 

 

現在の学生さんは、どうなったか分かりません。「ウサギの島」としてテレビで時々取り上げられるので、少しは教えるようになっている可能性はあります。

 

 

はじめて大久野島の話を聞いた時、こう思いました。

 

 

国が騒がないと言う事は、研究程度だろう。実践には使っていないだろう。だから、こじんまりとしていて、あまり有名ではないんだろう...と。

 

 

コソコソ作っていたんなら、沢山は作れないな...とも思っていました。

 

 

その後、たまに地元のニュースで、ウサギの島として大久野島を見る機会はありましたが、歴史は少しで、ウサギが全面にでています。従ってその時も、「毒ガスは小さな問題なんだな」と解釈していました。

 

 

その時はもうネットは使っていたのですが、わざわざ調べるほどの事ではないと思い込んでいるので、すぐ忘れます。

 

 

一番驚いた事

 

8月に動画を見て、大久野島の歴史について知ったわけですが、私が一番驚いたのは、「研究程度」ではなく、ガンガン製造して、それを実際に使っていたと言う事、死者も沢山でていた事です。

 

 

コソコソ作っていたと聞いていたのですが、当時の写真や島の地図を見たら、工場がビッシリ。6000人以上も働いたと知りました。この情報も、私のイメージを覆しました。

 

 

あと、毒ガスという響きから、吸い込むとだんだん意識がなくなって死ぬ...みたいなイメージを持っていました。楽に死ねると思っていたのですが、実際の症状を知って、間違いだった事が分かりました。

 

 

フワ~っと意識がなくなって...とか、甘いものではなく、体の破壊、激痛、死。生き残っても死ぬまで後遺症に苦しむ...という最悪の攻撃でした。

 

 

兵隊がどんなに訓練しても、これには勝てないです。

 

 

『隠されてきた「ヒロシマ」 毒ガス島からの告発 / 著者:辰巳知司 日本評論社』

 

敗戦直後には、工場の関係資料はほとんどが処分され、大久野島の毒ガス工場の歴史は一時消されかかったが、元工員らを襲った深刻な毒ガス後遺症がそれを許さなかった。

 

元工員らは、日本が毒ガス兵器に手を染めた「昭和」の生き証人である。

 

(11p)

 

 

もし毒ガス後遺症の患者が出なかったら、本当に隠蔽していたと思います。

 

 

危険な作業であることを教えずにこき使う

 

6000人以上が働いたと言われていますが、ほとんどの人は毒ガスを作っていた事は知らされませんでした。徹底した秘密主義で、上層部や、製造に関わる一部の人だけが知っていました。

 

毒ガスを作っているという危機感がない人も多かったので、安全対策を怠る人もいたようです。

 

取り返しがつかない健康被害を受けるので、被害を受けた人は怒っていました。

 

 

『隠されてきた「ヒロシマ」 毒ガス島からの告発 / 著者:辰巳知司 日本評論社』

 

二四時間態勢で毒ガスの生産が続いた大久野島で、工員らはどんな思いで生産に従事し、人生にどう影響したのか。

 

希望入所ではなく国家総動員法の徴用令により、ほとんどが一六ー一七歳という未成年のまま、強制的に大久野島に行かされた徴用者。

 

「赤紙」といわれた軍隊への召集令状に相応する徴用令状「青紙」を受けとり、大久野島行きを命令されたことに対する恨みは、後遺症の進行とともに深まる。

 

 

「徴用工は大久野島では消耗品同然だった」

 

「徴用名簿をつくった人間がわかれば、いまでも告訴してやりたい」。

 

 

元徴用者からはこうした怒りの言葉が飛び出す。

 

(45p)

 

 

国家総動員法については、以下の記事で解説しています。

 

⑭戦前戦中に国民を奴隷化した「国家総動員法」ができた経緯。参政党がHPから消した授権法について。

 

 

大久野島をみれば日本の不正・腐敗がよく分かる

 

この島で起きた事を調べれば、日本がいかに酷かったかが解ります。

 

日本の不正・腐敗が、この毒ガス工場政策に濃縮されているようです。パッと思いつくだけでもこれだけあります。

 

●国際法ジュネーブ議定書を無視して作る

 

●地元住民に何の工場かを伝えずに作る

 

●労働者に何を作っているかを教えない

 

●強制的

 

●島全体が汚染されていたため、当時働いていた人はもれなく健康被害を受けた。

 

●ジュネーブ議定書に違反し、実際に中国で使われた。侵略

 

●証拠隠滅

 

●罪をなかなか認めない

 

●健康被害の救済の送れ(毒ガス棄民)

 

●戦後、多くの毒ガスを現地で捨ててきたので、中国のどこかに沢山残っている。

 

●平和学習で教えない

 

●積極的に宣伝しない(ウサギ人気に埋もれる)

 

 

自虐史観など存在しません。

 

 

不正・腐敗のオンパレード。この究極にやましい事実を、日本人に突きつける事すらしていないからです。むしろ、この歴史を隠そうとしている雰囲気を感じます。

 

 

日本人にとって都合の悪い歴史を、「無かった」と言う人がいるので、大久野島の歴史もそうなるのではと心配です。

 

 

著述家の菅野完氏が言うには、関東大震災の後に起きた朝鮮人虐殺は、昭和50年代ぐらいまでは否定できなかったそうです。体験者が生きていたから。

 

 

 

 

体験者がいなくなった後、「そんな事は無かった」と言う人がでてきます。

 

 

大久野島も、体験者が完全に亡くなった後が心配です。

 

伝える人達と、毒ガスの歴史の観光案内

 

ここで、歴史を風化させない為に、伝える努力をしている人達の事を紹介します。テレビ番組もいい仕事してます。

 

 

 

 

以下は、大久野島のガイドをされている山内正之氏です。

 

 

ノーモア広島は叫ばれるのに、ノーモア毒ガス、ノーモア大久野島は言わない。何故なら、ほとんどの人が知らないから。...そう言われています。

 

 

 

 

山内氏の講演会動画があったので貼っておきます。元学校の先生だけあって、解りやすく解説されています。

 

 

 

 

動画の概要です。

 

動画6分19秒頃から国立感染症研究所のあたり、新宿の百人町のあたりを中心に陸軍の臨時の毒ガス工場があったと説明していますが、1917年当時は陸軍軍医学校は別の場所にあり、1929年に共有資料にある新宿に移転しました。

 

陸軍科学研究所は1922年に新宿に移転し、化学兵器研究所が設置され毒ガスが製造されていました。訂正した資料がございますのでご参照ください。(NPOのウェブサイト上にアップした資料のリンクを掲載しております)

 

https://www.miraiheiwa.org/_files/ugd/5ccef9_726c691500aa44c78d68b5a7e03eceec.pdf

 

 

質疑応答も勉強になります。

 

 

 

 

以下は大久野島の詳しい情報です。

 

毒ガス島歴史研究所

 

島を訪れる際、10人以上だとガイドをお願いできるみたいです。その案内はこちら。

 

大久野島から平和と環境を考える会 HP

 

 

以下は島の地図や解説です。ガイドを頼まず、一人で回る時に助かります。

 

大久野島遺跡めぐり

 

 

以下は地元の方が作ったような動画で、写真がたくさん紹介されています。動画の貼り付けができなかったので、リンクを貼っておきます。

 

TVF2015優秀作品 「地図から消された島」

 

 

毒ガスはどうヤバイか

 

大量破壊兵器は、核兵器生物兵器化学兵器があります。毒ガスは化学兵器です。

 

 

核兵器ばかり大きく騒がれる傾向がありますが、実際に使われやすいのは、化学兵器や生物兵器だと思います。

 

 

核兵器と同じように危険視しなければいけない理由は、症状を知ると理解できます。

 

 

大久野島で作られた毒ガスは数種類ありますが、特に毒性の強い「イペリット」の特徴を見てみましょう。別名は「マスタードガス」と言います。

 

イペリット wikipedia

 

人体への作用

 

マスタードガスは人体を構成する蛋白質やDNAに対して強く作用することが知られており、蛋白質やDNAの窒素と反応し(アルキル化反応)、その構造を変性させたり、DNAのアルキル化により遺伝子を傷つけたりすることで毒性を発揮する。このため、皮膚や粘膜などを冒すほか、細胞分裂の阻害を引き起こし、さらに発ガンに関連する遺伝子を傷つければガンを発症する恐れがあり、発癌性を持つ。

 

また、抗がん剤と同様の作用機序であるため、造血器や腸粘膜にも影響が出やすい。

 

 

人体への影響は非常に長く続く。イラン・イラク戦争でマスタード・ガスの被害に遭った民間人は、30年以上経過してもなお後遺症に悩まされている。

 

 

遺伝子が傷つくのは、放射線と共通しています。

 

 

『隠されてきた「ヒロシマ」 毒ガス島からの告発 / 著者:辰巳知司 日本評論社』

 

同研究所の鎌田七男教授は、「イペリットによる染色体異常の発生割合は、広島の爆心地から一、一キロで被爆した人に相当する」と語る。

 

(中略)

 

山木戸教授はこの結果から「原爆による放射線は物理的な、イペリットは化学的な染色体毒である」と指摘する。一度損傷した染色体は二度と元に戻らない。

 

被爆者、被毒者が共通して苦しむ後遺症、なかでも最も恐ろしいがんへの恐れは染色体毒を出発点にしていることが、核と毒ガスの治療から明らかになっている。後遺症の点からいえば、原爆もイペリットもともに極めて毒性の強い発がん兵器であることが広島の地で実証されることになる。

 

(120~121p)

 

 

同じ遺伝子を傷付ける武器なので、核兵器の問題だけ訴えて、毒ガスの問題を訴えないのはフェアではないです。

 

ちなみに、マスタードガスは「抗癌剤」と無関係ではありません。

 

銀座並木通りクリニック 連載「がんの休眠療法」第7回 がん休眠療法と分子標的治療薬

 

 

分子標的治療薬とは

 

従来の抗がん剤は20世紀初めドイツ軍の開発したマスタードガスという毒ガスの誘導体(ナイトロジェンマスタード)をがん治療に利用するところから始まり、細胞を殺す作用(殺細胞性)に重点が置かれさまざまな研究がされてきました。

 

しかしながら、もともと“毒”ですから、がん細胞だけでなく正常な細胞にも作用してしまうため、白血球減少などの副作用が問題となってくるのは周知のとおりです。

 

そこで、がん細胞にだけ作用する治療法ができないかという思いが分子標的治療薬(ぶんしひょうてきちりょうやく)の開発へとつながりました。

 

 

イペリットは、「毒ガスの王者」、「貧乏人の原子爆弾」と言われているそうです。

 

 

報道写真家の樋口健二氏

 

テレビ番組で、「ウサギの島」として大久野島が紹介されることがあります。その時に、「毒ガスの歴史」もさらっと紹介されるのですが、イマイチ、問題の大きさが伝わってきません。

 

原爆を扱う番組との違いは、被害者の写真が少ない事、毒ガスがどれだけ酷いかを具体的に伝えない事です。症状のイメージができないので、恐ろしさが伝わってきません。

 

 

写真は大事です。余談ですが、私がコロナワクチンの危険性を伝える活動の時に、特に重視したのは、表面に表れる後遺症の写真を見せることでした。例えばこれ。

 

 

 

 

血栓が~とか、遺伝子が~といった専門的な話は、理解してもらうのは難しいです。人は理屈だけだと、なかなか関心を持ってくれません。

 

しかし、写真を見て、危機感をもってくれた人は大勢いました。後に動画で訴える人も出てきたので、それを集めたのが以下です。

 

副反応被害者の映像集

 

 

専門家の意見も大事ですが、実際に被害にあった人達の声は、伝える力があります。

 

 

毒ガス被害でも同じ理屈です。大久野島の場合、被害者の写真が少ないのですが、報道写真家の樋口健二氏が過去に取材をされて残っていました。

 

 

樋口氏が「四日市」の産業公害を取材していた際に、喘息患者の一人から「わしらと同じ慢性気管支炎で苦しんどる人たちが広島県にもたくさんおるそうだ」と教えられて、大久野島の事を知ったそうです。

 

 

コンビナート地帯でもない所にどうして苦しんでいる人達がいるのだろう...と思って調べ、現地に行かれました。

 

 

『増補新版 毒ガスの島 / 著者:樋口健二』

 

普通の病院は正月休みであったが、ここは違っていた、病院のロビーには毒ガス患者があふれ、異様な雰囲気がただよっていた。

 

毒ガス患者の状況、毒ガス互助会の梶村政夫氏の存在を三次事務局長に教えてもらったあと、院長になったばかりの若い行武正刀の許可を得て入院患者たちに会った。

 

七〇年当時、まだ戦争の名残をとどめる憲兵隊の建物を改造した木造病棟で、廊下を歩くとガタピシときしむ音と、すき間風が病室に容赦なく吹き込んで、患者は寒々とした病室内でひどい咳と痰に悩まされていた。どの入院患者も重症な人たちばかりで、治るあてのない重苦しい雰囲気に病室はつつまれていた。

 

四日市の患者もひどかったが、さらにひどい現実が目の前にあった。想像を絶する毒ガス患者の実態、

 

彼らの苦しみを二五年間も放置してきた現実にただ呆然とたちすくむのだった。

 

(201p)

 

毒ガス患者は、学校で教えられる四日市の問題より酷い状況なのに、報道写真家も知らないほど、日本国内で問題視されていなかったということです。

 

 

樋口氏は1937年生まれで、現在は活動の動きがありませんが、数年前の動画が残されていました。

 

音が悪いのと長いのが難点ですが、彼の本に掲載されていた毒ガス患者の写真とともに解説されています。

 

 

 

 

戦争は軍だけの責任ではない

 

普通のケンカと違って、お金が動くのが戦争です。

 

 

従って、その過程に関わる人達も加害者になります。

 

 

 

 

 

ずさんな戦後処理

 

 

ポツダム宣言によって、「完全なる武装解除」をしなければならなかった日本軍は、武器、施設などを全て引き渡して降伏する事になりました。

 

 

毒ガス兵器は危険物です。

 

 

従って、引き渡すなら、きちんと毒ガス兵器ということが分かるようにして処理するのが筋と言うものです。その辺に放置したら汚染の原因になるので、終戦になっても、武器が人を傷付けることになります。

 

しかし、日本軍には、そういった頭が無かったのです。ジュネーブ議定書違反をして作った毒ガスですから、証拠隠滅の為、現地に捨てたのです。

 

 

戦後、捨てられた兵器に触れて、被害にあった人が大勢います。

 

 

 

 

日本人の毒ガスにまつわる仕事ぶりを見ると、全部いい加減です。

 

 

粗末な防護服、途中からはそれを使いまわす。安全性は二の次、体調不良になったら「治るようでは兵器とは言えない。治療法はない」と吐き捨てる、作るだけ作って処理の意識はない...。

 

 

そして、これが戦時中の大久野島の地図です。これを見てどう思いますか?

 

 

 

「地図から消された島」...という事は知っていましたが、まさかこんな雑な消し方をしていたとは思いませんでした。これでは、いかにも「ここに何かありました!」と言っているようではありませんか。こんなん却下でしょう...。

 

 

もし、こんな地図を渡されたら、「えっ、この白いところは何かあったんですか?」と、誰でも聞きたくなります。余計興味を持つので逆効果です。

 

 

普通の人だったら、島の所を普通の海のように描くなどして、消した事を解らないようにすると思います...これを作る方も凄いですが、これで良しとする方もする方です。仕事できないなと思います。前にも書いた事がありますが、日本人は情報戦が下手です。

 

 

⑯【欠陥だらけの社会システム】日本が改憲しても国防軍にしても、戦争したらボロ負けする残念な理由

 

 

昔の日本人は意識が低いし、仕事の能力が低いという事が、戦争の歴史を調べていて解ったのですが、どこも一緒です。

 

 

 

 

 

 

終戦後、大久野島には大量の毒ガスの在庫が残っていました。それらは、海洋投棄、焼却、埋め立てなどの処理がされました。日本人も手伝わされましたが、占領軍の指示によって、事を進めたのは良かったと思います。

 

 

もし、占領軍がいなくて、日本人だけだったら、これまでの仕事ぶりから考えると、戦後に余った毒ガスは、もっとずさんな処理をしていたかもしれません。

 

 

広島の山奥の方に適当に捨てたり、近場の海に沈めて、見えなければいいやと誤魔化しそうで怖いです。

 

加害者

 

平和公園には、「過ちは繰り返しませぬから」と書かれた碑があります。

 

 

それに対して、「原爆を落としたアメリカではなく、日本側がこの言葉を言うのはおかしい」と考える人がいます。例えばこれ。

 

 

広島市 原爆死没者慰霊碑の碑文を改めるべき

 

 

その意見は一理あります。原爆を落としたのはアメリカですから(※ただし、原爆の事を3ヶ月前に知って、身内を疎開させた人がいるので、日本人も無関係ではありません)。

 

 

しかし、ここまで読むと、日本が、広島が「過ちを繰り返しません」と発信しなければならない理由が良く分かると思います。

 

 

碑に言葉を刻んだ人が認識しているかどうかは別として、事実日本は、被害者であると同時に、加害者でもあるからです。

 

 

そして、その加害行為を反省し、後世に啓蒙している真っ当な日本人がいました。既にお亡くなりになられましたが、先に紹介した動画にでていた藤本安馬氏です。

 

 

彼は生前、高齢と後遺症で弱っている体でも、頑張って証言活動を続けていました。

 

 

都合の悪い事には黙る日本人が多い中、彼の姿勢には頭が下がります。

 

こういう人だらけなら、日本人は素晴らしいと言ってもいいです。

 

 

色んな証言者の話を見聞きしてきましたが、ここまでハッキリと自分の事を犯罪者だと言い切った人を見たのは初めてです。

 

 

戦争中に行った事は犯罪ではない...等という人に聞かせたいです。

 

 

藤本氏がすごいのは、実際に毒ガスが使われた村に訪れ、謝罪している事です。

 

 

 

藤本氏も凄いですが、それを受け止める中国の人も素晴らしいと思います。

 

 

 

 

謝罪をする...とは、こういう事を言います。反省をして、そうならない為にどうするのかを宣言し、行動で示す。そこまでできて謝罪です。

 

 

これは本来、政府がやらなければならない事ですが、日本政府は、毒ガスの使用を曖昧にし、こうならない為にどうすべきかの対策を行っていません。

 

 

よく、謝罪したら相手がつけあがるとか、いつまで謝ればいいんだ...という人がいますが、本当の謝罪はできていないのが現実です。謝罪と反省をしているのであれば、平和学習で同じ大量破壊兵器である原爆と同等に伝えているはずです。しかし、そうはなっていません。

 

 

頑張っているのは、藤本氏や山内氏のような国民です。

 

 

拡散力が衰えている気がする

 

普通の人が頑張っているので、国や施設はどんな取り組みをしているのかが気になります。

 

 

広島には、平和記念資料館大和ミュージアムといった、戦争に関する資料館があるので、毒ガス資料館とそれらを比較してしまいます。

 

 

 

(毒ガス資料館。左側が展示室。右側は研修室でビデオ視聴等の場所)

 

 

毒ガス資料館に行った時、「本等は売っていますか?」と聞いたら、ここではなく、休暇村大久野島の方にあると教えられました。

 

 

(休暇村で販売されている山内氏の本。大久野島から平和と環境を考える会 HP でも購入可能。)

 

以前は毒ガス資料館でも販売していたそうなのですが、こういう場所で販売するのは良くないという指摘があったみたいで、置くのをやめたと言われていました。

 

 

大和ミュージアムでも普通に売店があるので、問題はないと思うのですが、何がダメなのでしょう...。

 

 

資料館で興味をもち、その場で「買いたい」と思う人もいるはずです。でも売っている場所が離れていたら、そこに行くまでに気持ちが冷めてしまいます。島内にはウサギがたくさんいるので、そちらに夢中になります。

 

 

私も聞かなかったら休暇村の売店に本があるなんて分からなかったです。本を買う目的で探したので見つけましたが、そうでなかったらウサギグッズをさーっと見て、見落としていたかもしれません。

 

 

資料館に売ってないなら、「本をお求めの方は休暇村の売店へ」とか、でっかく案内を書いた方が親切です。

 

 

大久野島の歴史について、別室で、10分程度のビデオを見せていただいたのですが、これは予約制です。館長さんは、一人でも多くの人に見てもらいたいということで、その時いた予約してない他のお客さんも一緒でいいですか?と聞いてこられました。

 

 

私も沢山の人に知ってもらいたいので、他の人と一緒に見れて良かったと思います。

 

 

予約制だと、ウサギ目当てで島を訪れて、ついでに資料館に入ったような人は、見る事ができません。これはもったいないです。

 

 

島にある他の施設の人に、以前はずっとビデオを再生されていたと聞いたのですが、その方が良かったと思います。

 

 

竹原市 大久野島毒ガス資料館紹介

 

 

なんとなくですが、伝える仕組みが萎縮していってる気がします。

 

 

また、抗議によって展示が変化した事もあるそうで、弱さを感じます。是非元記事を読んで下さい。

 

 

Dialogue for People 「やらされた」「しかたがなかった」という語りの危うさ―毒ガス製造の島が問う広島の加害の歴史

 

 

市の担当者によると、2020年12月に「ある団体の方」から指摘を受け、調査のために当時の市担当職員が「防衛省防衛研究所」へ直接問合せ、同年12月にただし書きを加えたのだという。

 

その「ある団体」とは…? 竹原市の担当者に尋ねても、「団体名については回答致しかねます。主な活動内容等も詳細に存じておりません」という回答が返ってくるのみだった。

 

果たしてここに収められている事例は、防衛研究所の見解通り、「緊急的に対応した稀な事例」なのだろうか。

 

 

島にある発電所の建物も、環境庁が取り壊そうという計画を立てたのですが、地元の人や修学旅行の人達の署名活動によって、残すことに決まったそうです。

 

これも国民の力です。

 

広島の責任

 

戦時中に日本が他国に侵略した事に対して、「日本は悪くない」とか「あの戦争は侵略ではない、解放だ」と言う人がいます。

 

 

そうなるのは、広島の発信の仕方に問題があると思っています。被害ばかりを誇張し、きちんと加害の歴史を伝えてこなかったからです。

 

 

「加害」を全く伝えていないわけではありませんが、「被害」に対して、「加害」の紹介が少なすぎます。

 

 

私のように能動的に調べない人は、ほとんど知りません。また、毒ガスを作っていた事は知っても、具体的にどう酷かったのかを解っていません。

 

 

自分も無知だったので反省しないといけないですが、教えてくれていたら、もっと前から関心を持てたと思います。

 

 

樋口氏の写真集が出版された八三年当時は、東京・名古屋・大阪、広島の平和記念資料館、その他で「毒ガス展」を行い、それを受けてNHKテレビ、中国放送はじめ、ほかのメディアも採り上げてくれたそうです。しかし、人々の関心を惹くまでにはいたらなかったと、樋口氏は書かれています。

 

 

原爆と同じように宣伝出来ないのかな、広島の議員や役人の多くは分からないのかな...と思って、色々調べたら、

 

 

1993年1月30日に、広島市内の東方2001(広島教育会館)で被毒者と被爆者が同席した全国シンポジウム「ヒロシマから生物・化学兵器を考える」が開かれたそうです。

 

 

被爆者と一緒なので、訴える力も強くなると思います。でも、このような活動は一回二回ではなく、繰り返ししないと忘れられてしまいます。

 

 

核兵器と化学兵器をセットで反対する何らかの運動は、あった方がいいと思います。

 

 

本音を言えば、既に2000人以上死者を出している生物兵器である遺伝子ワクチンもセットで危険視してほしいところですが...それは難しいので、せめて核と毒ガスは、同じ熱量で危険性を訴えてほしいです。

 

 

世界に向けて平和をアピールしているのに、大久野島の宣伝があまりに小さい原因は、行政の協力に差があるからだと思います。

 

 

被害と加害の両方をバランスよく伝えるには、やはり原爆と同じくらい国、県、市が協力しないと難しいと思います。前者はそうなっているので、どうしても偏りが生じます。

 

 

ボランティア経験がある人なら分かると思いますが、国民が個人で啓蒙活動するのは限界があります。

 

 

また、伝え方は工夫する必要があると思います。

 

 

書き変わるイメージ

 

大久野島に行きましたが、港の切符売り場はウサギイメージ一色。竹原市のHPもウサギが全面にでてしまい、毒ガスの歴史遺産の情報が埋もれてしまっています。埋もれるのがダメなのです。

 

 

ウサギの島、楽しい雰囲気に誘われて来てもらい、歴史にも関心を持ってもらう...という戦略なのかもしれませんが、ウサギや楽しいイメージに書き換わってしまっている状態です。

 

 

 

 

休暇村 大久野島 公式HP

 

 

休暇村が出来た時から、生まれ変わりを強調していますが、毒ガスの歴史が埋もれてしまうやり方は違うと思います。

 

 

 

 

 

少ない情報

 

 

原爆ドームにしろ、大和ミュージアムにしろ、倉庫にも展示物が保管されており、時々中身を入れ替えます。戦争関連のものは、後になって出てくることもあるので、寄贈された物が増えていきます。

 

 

例えばこれ。大久野島に関連する資料が、呉市の大和ミュージアムに寄贈されたお話です。

 

 

 

 

証拠隠蔽のために処分されたので、当時の物はほとんど残っていません。毒ガス資料館に行った時、展示されている物があまりに少なかったので、展示しきれなかった物がまだあるのかどうかを尋ねました。

 

寄贈などもあり、在庫はあるとのことです。しかし、保管が続いている状態で表に出していないとの事。もったいないので、人目にふれるようにしたらいいのに...と思いました。

 

 

自虐史観は教えられていないという事実

 

 

加害の歴史は「他国の人に対する加害」と「自国の国民に対する加害」があります。

 

 

二度と戦争を起こさせない為には、戦争をすると国は国民に対しても酷い事をすると、しっかり伝えなければならないです。

 

 

人権無視、現代であれば労働基準法違反的な事を、堂々とされたあげく、最後は捨てられます。

 

 

樋口氏の本には毒ガス棄民という言葉が使われており、戦争は人を使い捨てにする社会になるということが伝わってきます。

 

 

その歴史が大久野島にはあります。

 

 

今回は、自虐史観はないことを説明するために、大久野島を例に、都合の悪い歴史は伝えていない事実をお話ししました。

 

 

国が積極的に動かない事を、国民が体を貼って伝えている状態を知って、反ワク活動と共通したものを感じました。

 

 

どの活動も、風化させないようにするのは大変です。

 

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人の考えは割り切れないものなので、「右」とか「左」...という概念で分けるのは、個人的に好きではありません。

 

 

元々興味もなかったし、この基準で人を見るのは避けてきたのですが、昨年から反ワク活動が右に偏るようになって、少し意識するようになりました。

 

 

最近は「左」を叩く情報が増えたり...。

 

 

過激になるのは良くないし、無視できないので、今回はこの話をします。

 

 

思想を左右で分ける事の問題

 

 

表面上は対立しているように見えて、実は水面下では、右手と左手は一つの体に繋がっています。「分断統治」と言って、昔から大衆をコントロールする為に用いられた手法です。

 

 

分からない方は以下の動画を参考にして下さい。10年以上前の作品ですが、今、世界全体がこの内容に近づきつつあります。改めて見ると、良くできてるな~と感心させられます。

 

 

 

 

 

 

これはお互いに競争させる「分割支配」の戦略で、民主党と共和党、あるいはリベラル派と保守派が目指すものが最終的に同じなのに、どちらかが問題だと思わせるものです。

 

 

以下のメイコ氏の動画は、2年前のものですが、別の角度から分断統治の解説がされています。

 

 

 

 

「分断統治」の概念が頭にあると、右や左にこだわる事は、「問題の本質」から遠ざかる事だと理解できます。

 

 

この仕組みが分かっていない人程、右左に惑わされますし、

 

 

分断統治したい勢力は、敵の勢力を分散させる為に、右左を強調させようとします。

 

 

この前提を踏まえた上で本題です。

 

 

チャーリー・カーク氏暗殺について

 

 

...先日、アメリカのチャーリー・カーク氏が暗殺されたのですが、トランプ大統領は、左が悪いと決めつけました。

 

 

 

 

左右に分けたい側です。イーロン・マスク氏も同じです。

 

 

一斉に似たような事を言いだす人達

 

 

トランプ大統領と呼応するように、日本でも同じような事を言う人が続出しました。

 

 

彼らが言っている事は、被害者であり悪い事をしないのは保守(右)、加害者であり悪い事をするのは革新(左)。

 

 

 

 

 

犠牲になるのは保守だと言い、左を悪者にしています。

 

 

 

 

大量虐殺を起こすと言っています。

 

 

左を叩く理由

 

 

そういえば、この人も左が嫌いです。

 

 

 

 

神谷氏は左を叩き、「スパイ防止法」を作るべきだと思う...と述べています。

 

 

「スパイ防止法」は、100年前に日本で作られた「治安維持法」と似たようなものです。

 

 

治安維持法 Wikipedia

 

国体(皇室)や私有財産制を否定する運動(階級闘争や国際共産主義運動も参照)を取り締まることを目的として制定された日本の法律。

 

 

治安維持法は、もともと「共産主義者」を取り締まる為の法律でしたが、だんだんその範囲が拡大していき、「政府に反する思想を持っただけの者」までが取り締まりの対象になりました。

 

 

治安維持法は「悪法」と言われています。弾圧によって、死者も大量に出ているからです。

 

 

 

 

こんな事をすれば、誰も何も言えなくなります。そうです、当時の日本が、現在の北朝鮮や中国のような社会になったのです。

 

 

おかしいと思いませんか?共産主義を否定して、取り締まった結果、共産主義のような世界になったのです。

 

 

右手と左手は別々のように見えて、1つの体に繋がっている...とは、こういう事です。結局、突き詰めると一緒だから似てくるのです。

 

 

誰も何も言えない独裁体制で、普通の人が殺される...とんでもない悪法です。戦前はこういう流れでした。

 

 

共産主義を取り締まる目的

取り締まる範囲を拡大

誰も何も言えなくなる

権力(政府)に逆らう者はいなくなる

権力暴走

 

 

この結果、暴力で国民をコントロールし、誰がどう見ても負けている戦争をズルズルと続け、国民や他国の人間を大量に虐殺したのです。

 

 

事の発端は言論弾圧です。人権侵害です。こうならないようにしなければいけません。過去と同じ過ちを繰り返したくないのなら...。

 

 

しかし、神谷氏は、治安維持法が悪法だと言われるのは、共産主義にとって悪法だ...と考えているみたいです。

 

毎日新聞「非共産党員」も犠牲になった 治安維持法を廃止させた哲学者の獄死

 

 

 

 

以下の流れに誘導しようとする可能性があるので、注意が必要です。

 

 

問題が起きる

左翼のせいにする

左を取り締まる法律をつくる

取締対象の拡大

誰でも逮捕

言論弾圧・人権侵害

権力(政府)に逆らう者はいなくなる

権力暴走

 

 

 

このパターンを覚えておきましょう。

 

そして、この方もスパイ防止法推進派です。左を叩く人は、スパイ防止法をセットで訴えます。

 

 

 

 

戦前のスパイ防止法と言っても過言ではない、治安維持法について、以下の記事で紹介しています。

 

⑬GHQよりはるかに厳しかった大日本帝国の言論弾圧と隠蔽。

 

 

 

参政党は2025年9月にチャーリー・カーク氏とイベントを行っています。

 

 

石破会見にどよめき「神谷総理だ」参政党、アメリカ保守系活動家をゲストに高額講演会(前編)

 

 

チャーリー・カーク氏「早く結婚し6、7人産んで」。参政党の1200人が「Make Japan Great Again」に沸いた高額講演会(後編)

 

 

左怖い説はどこまで本当なのか

 

 

一度に「保守が狙われる」、「左派は危険」...という情報が流れてきました。左危ないキャンペーンが展開されていますが、これって本当なのでしょうか。

 

 

みんなが同じ方向に動く時は、要注意なので、反対意見を調べてみました。

 

 

 

 

(2:13~)

 

アメリカの歴史を見て、政治的なテロを起こしたのは常に側です。左側のテロというのは、日本と同じであまりにも少ないです。

 

それが現実です。

 

日本だって、連合赤軍とかが、注目されるからアレですけども、明治開闢以来今日まで、民間の活動家による殺人事件、爆破事件というのは、ゼロ二つ分ぐらい右翼の方が人殺してます。

 

日本で言うたら山宣(山本宣治、治安維持法に反対し暗殺 Wikipediaより)殺したの誰や。

 

浅沼稲次郎(17歳右翼青年の犯行 Wikipediaより)殺したの誰やねん。

 

濱口雄幸(首相暗殺未遂事件 昭和初期右翼団体社員の犯行 Wikipediaより)殺したん誰やねん。

 

井上準之助(元蔵相血盟団事件で暗殺 Wikipediaより)殺したん誰やねん。

 

加藤紘一の家燃やしたん誰やねん。

 

安倍晋三殺した山上、ネトウヨやぞ。

 

石井紘基殺したん誰やねん。

 

紀尾井町事件から始まったら、大久保利通殺したん誰やねん。

 

チャレンジして、俺に。

 

長崎の市長背中からピストルで撃ったん誰やねん。

 

いや、知らんで。チャーリー・カークを殺した人間がどんな人間かって、今の段階では分からないです。ひょっとしたら、今アメリカのメディアはLGBT活動家だったんではないかって言うてます。

ひょっとしてそうかも分からない。

 

 

ただ、テロは左が起こすもんという思い込みは捨てましょう。

 

 

桜井弁護士も、まだ分かってない段階から、決めつける事を問題視しています。

 

 

 

 

実際に調べた人もいました。

 

 

 

これは分かりやすいです。

 

 

 

 

トランプ大統領の矛盾

 

トランプ大統領は、暴力の大部分は左派が原因だ...と決めつけて、圧力をかけています。

 

 

その結果アメリカでは、都合の悪い事を言って、仕事を解雇される人がでてきました。

 

 

 

 

だんだん、密告社会・大日本帝国みたいになってきています。

 

 

暴力はいけません。いけませんが、ちょっと違和感を感じますね。以下と本質は同じです。

 

 

 

 

 

 

トランプ大統領は、ガザの子ども達が大量に殺されている事は、何とも思っていません。つまり暴力を肯定しています。知らない方もいるでしょうが、今ガザはこんな状況です。

 

 

 

 

それなのに、たった一人への暴力には激しく怒り、国家権力を使って取り締まろうとしているのです。

 

 

暴力を支持する人が、いきなり暴力はいけないと言い出したら、何か意図があると思った方がいいでしょう。

 

 

Aさんへの暴力は肯定し、Bさんへの暴力は否定するなら、人によって態度を変えているという事です。

 

 

トランプ大統領は、暴力を封じる事が目的なのではなく、都合の悪い勢力を弾圧するのが目的なのでしょう。

 

 

チャーリー・カーク氏が暗殺されたことについて別の見解

 

 

一方的に決めつけるのではなく、色々な意見を聞くことは大切です。例えば、これなどは知っておく必要がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりにくい保守(右)と革新(左)の違い

 

 

保守って何?...と、一昔前の私のように分かってない人もいるので、説明しておきます。

 

 

「古いモノ(伝統や習慣等)や現状を大切にして保存しよう」という思想が「保守」

 

 

 

「古いモノ(伝統や習慣等)や、現状を改善しよう」とか、「古い価値観にとらわれず自由な生き方」を良しとする思想が「革新」

 

 

 

保守は「右翼」とも言います(極端な右翼を極右)。

 

 

その反対の革新は「左翼」とも言います(極端な左翼は極左)。

 

 

 

 

 

 

右左の概念は、時代や国によっても変わるので、相対的です。例えば、

 

 

今の日本は資本主義で自由主義なので、それを維持するのが「右」ですが、

 

中国は共産主義で全体主義なので、それを維持するのが「右」となります。

 

 

現状を肯定して維持しようとするのが保守(右)。現状を否定し変えていこうと考えるのが革新(左)...なので、「現状がどんな体制か」によって、左右が逆転することもあるのです。

 

 

...だから覚えにくいし、使う気がしませんでした。

 

 

そもそも、この分け方自体どうなんでしょう...

 

 

物事は、そのままの状態を維持した方がいい場合もあるし、改善した方がいい場合もあるので、片方だけにこだわる必要もないと思います...。でも、そういう風に分けているので、知っておいた方がいいでしょう。

 

 

左が悪い...といったネガキャンが酷くて気の毒なので、擁護する考えも載せておきます。

 

 

 

 

 

右でも左でもない「中間」を主張する人もいます。

 

 

私は、その時々、状況によって柔軟に判断しますし、内容重視なので、「中間」が近いです。

 

 

人権や自由を重視、奴隷システム反対、NWO(ニュー・ワールド・オーダー=新世界秩序)反対なので、こういったものを推進する人とは、右だろうが左だろうが合いません。

 

 

デジタル監視システムと、その政策の一つとして使われているワクチンは、右の政治家も左の政治家も推進して、酷い有様です。

 

 

右に寄ってきた反ワク

 

 

反ワクチンの活動は、保守(右)の人達が増えています。表面的には同じように見えるかもしれませんが、数年前とは別物レベルです。

 

 

昨年2024年、「元々活動していた人達」と、「新しく参入した保守系の人達」が団結して人数が増えたので、一時、喜んでいる人が多かったし、

 

 

そうしないと活動が盛り上がらないので、仕方ないかな...とも思って観察していました。

 

 

でも、今の状態を見ると、人数が増えた事によるメリットより、それによってもたらされたデメリットの方が大きい気がしてきました。

 

 

保守系は改憲を望んでいる人が多いので、それがデメリットです。

 

 

元から活動している人達の中にも、保守系はいましたが、当時は、全体の半分もいませんでしたし、主張は控えめでした。それが現在、多数派になった事で、水を得た魚のように、隠そうともせず堂々と主張するようになりました。

 

 

分かりやすいのが参政党です。今はこうなりました。

 

 

【詳細レポート】陰謀論も全部盛り!参政党”創憲”フェスは日本国憲法の紙を破り捨て…(前編)

 

 

ステージ上で一人絶叫し大暴れするモーガン氏は、ついに日本国憲法が印刷された紙をビリビリに破いた。そして舞台中央へと投げ棄てる。うわぁ……。

 

 

私と同じく「あーあ、やっちゃった…」と引いている観客もいるにはいて、一瞬はなんとも形容しがたい空気感になっていた。

 

 

【詳細レポート】天皇統治と国防軍…神話を義務として教育制度は戦前に? 参政党が”創憲フェス”で大はしゃぎ(後編)

 

 

「天皇が国家元首」で男系継承による世襲という話は参政党の共通認識だ。それと「神話を義務教育に入れる」と言い、スライドには「教育勅語、修身、日本古来の精神性を基本とした教育」の文字が並んだ。さすが偏ってんなあ。

 

 

「核、持ちましょうよ」に喝采。幸福の科学の暴露もあり、あの人の歌声でフィナーレを飾った参政党の政治資金パーティー「飛躍」(3)・完

 

 

「核を持たなきゃいけない。最小限の核抑止力。最小限ですよ。でも一発じゃない。同時に核廃絶を訴える。だって被爆国なんだから。抑止のための保有をして、廃絶をやるんですよ」と丸谷氏。

 

 

何を言ってるのかさっぱり分からない。

 

 

さて、ここで大事なことを一つ。参政党は来たる参院選ではこの主張をしない。核保有を堂々と言わないで曖昧にするはずだ。

 

 

選挙でマイナスになりそうなことは決して言わない。それが最近の参政党である。

 

 

大日本帝国を理想としている事が伝わってきます。このヤバさは、以下のシリーズを読めばよく分かります。

 

日本国憲法と戦後の日本の良さについて考える

 

 

日本だけではなく、他の国も、右側に傾いているみたいです。

 

 

 

 

対立させれば、人々の関心がそこに集中するので、最も悪い「監視システム」や「ワクチン」などの、世界統一の為の政策に反対する人がいなくなり、奴隷社会が進行します。

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンサーが一斉に同じ事を言ってみたり、煽ったりする時は冷静になった方がいいです。

 

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